シナリオ

古き木々のただ中で

1920年代バーモントの森で誘拐犯を追う、新クトゥルフ神話TRPGルールブック収録シナリオ。聞き込み型とは違う森林探索の

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概要

「古き木々のただ中で」(原題: Amidst the Ancient Trees)は、Matthew Sandersonが執筆し、Mike Masonが補筆したシナリオで、Chaosium社の新クトゥルフ神話TRPG第7版キーパー・ルールブックに収録される完全シナリオの1本である。日本語版は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』(KADOKAWA、2019年刊)に収録されており、同書のもう1本の収録シナリオは「紅文字」。舞台は都市部ではなく森林地帯で、伝統的な「聞き込み型」の探索とは異なるタイプの導入シナリオとして作られている。

基本情報

  • 舞台: 1920年代、バーモント州ベニントン近郊の森林地帯
  • プレイ人数: 探索者用の動機付けが複数用意されており、標準的なパーティ人数に対応(公式に明記された上限人数は確認できず)
  • プレイ時間: キャラクター作成込みで1〜2セッション程度。プレメイド探索者を使えば1セッションでの完結も可能
  • 初心者適性: ルールを段階的に学べる設計。一部レビューでは経験者にはやや誘導的すぎるとの指摘もある
  • 日本語版収録: 『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』(KADOKAWA)

どんなシナリオか

舞台は1920年代、バーモント州ベニントン近郊。町の有力者カール・ルーカスの娘ジェーンが何者かに誘拐され、その現場ではギャングと地元警官による銃撃戦が発生し、警官の一人が命を落とす。翌日、行方不明のジェーンと逃走した誘拐犯たちを追うため、町では複数の捜索隊が組織される。探索者たちはその捜索隊の一員として、事件現場となった町外れから森の奥へと痕跡を追っていくことになる——という筋書きが導入部にあたる。都市の聞き込みではなく、森という閉ざされた自然の中を進んでいく形式が本作最大の特徴で、道中で様々なNPCや状況に遭遇しながら物語が進行する。

こんな人におすすめ

都市の聞き込み型シナリオに慣れたグループが、雰囲気の異なる森林サバイバル風の一本を試したい場合に向いている。ルールブックの購入者がそのまま追加費用なく遊べる点も利点で、キーパー・プレイヤーともに新クトゥルフ神話TRPGに触れて日が浅いグループが、段階を踏んでルールに慣れていくのに適した構成になっている。ただし一本道の展開が強めなので、自由度の高い探索を好む経験者グループにはやや単純に感じられる場合もある。

収録先と遊び方

日本語版は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』(KADOKAWA)に収録されている(スタートセットではなく本編ルールブックの収録作品である点に注意)。ルール自体が初めての場合はクイックスタート・ルール(悪霊の家)新クトゥルフ神話TRPGとは何かから触れておくと理解しやすい。探索者作成の考え方は探索者の作り方を、初めてキーパーを務める場合は初キーパーガイドも参照してほしい。関連記事はTRPGカテゴリにまとめている。

参考資料

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