ESSENTIAL STORIES

原典読解

クトゥルフ神話の原典であるラヴクラフト/同時代作家の作品を一次情報から精読。要約・主題・モチーフ・出典・訳差や矛盾の注記まで整理します。

III — PRIMARY TEXTS

全作品一覧(位置づけ別・各群は発表年順)

神話中核 (58作品)

クトゥルフ神話体系の土台となった中核作品群。神格・魔導書・神話地名の初出典や、後続作品が繰り返し参照する記念碑的作品を集めています。

ポラリス
◉
1918年 ・ H・P・ラヴクラフト

ポラリス

北極星を見つめ続けるうち幻の都オラソーエの見張り番となった語り手が、夢と現実の境界を見失い、任務の失敗によって祖国を滅ぼしたという罪の意識に…

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ダゴン(小説)
◉
1919年 ・ H・P・ラヴクラフト

ダゴン(小説)

大戦初期、ドイツの通商破壊艦に拿捕された貨物船から小舟で脱出した語り手は、太平洋を漂流した末、火山活動で隆起したとみられる泥の荒野に打ち上げ…

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ウルタールの猫
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

ウルタールの猫

猫を虐待する老夫婦が、旅の孤児メネスの祈りによって猫たちに報復される。ウルタールに「猫を殺してはならない」という掟が生まれた由来を語る寓話。

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サルナスの滅亡
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

サルナスの滅亡

人跡未踏の太古、ムナールの地の湖畔には灰色石造の都市イブがあった。

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ナイアーラソテップ
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

ナイアーラソテップ

エジプトから来たと名乗る謎の人物ニャルラトホテプが都市を巡り、不可解な実演の末に文明の終焉を思わせる悪夢的幻視へと人々を引き込む。

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名もなき都市(小説)
◉
1921年 ・ H・P・ラヴクラフト

名もなき都市(小説)

アラビアの砂漠に埋もれた「名もなき都市」へ単身踏み入った語り手が、岩窟に穿たれた神殿群を抜け、爬虫類じみた古代種族のミイラと壁画に満ちた地下…

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恐ろしい老人
◉
1921年 ・ H・P・ラヴクラフト

恐ろしい老人

キングスポートの外国人強盗三人組が、金貨を隠し持つ非力な老船長を狙うが、老人が瓶の中の「振り子」たちと交わす奇怪な対話の意味を知らぬまま姿を…

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アザトース(小説)
◉
1922年 ・ H・P・ラヴクラフト

アザトース(小説)

驚異を失った都市に暮らす男が、現実と夢幻の境を破り宇宙の彼方へ運ばれる未完の断章。アザトースの名の初出。

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セレファイス(小説)
◉
1922年 ・ H・P・ラヴクラフト

セレファイス(小説)

ロンドンで没落した名家の末裔クラネスは、現実の醜さから目をそむけ夢の中にだけ美を求める。

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ハーバート・ウェスト―死体蘇生者
◉
1922年 ・ H・P・ラヴクラフト

ハーバート・ウェスト―死体蘇生者

ミスカトニック大学医学部の学生ハーバート・ウェストは、死をひとつの化学反応にすぎないと考え、死体を蘇らせる薬液の開発に取り憑かれる。

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壁のなかの鼠
◉
1924年 ・ H・P・ラヴクラフト

壁のなかの鼠

アメリカ人デ・ラ・ポーは、先祖代々の廃墟エクサム・プライオリを買い戻し、豪奢な邸宅として復元する。

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家のなかの絵
◉
1924年 ・ H・P・ラヴクラフト

家のなかの絵

1896年11月、系譜調査のためミスカトニック・ヴァレーを自転車で巡っていた語り手は、豪雨に見舞われ、アーカムへの近道の途中にあった見捨てら…

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猟犬
◉
1924年 ・ H・P・ラヴクラフト

猟犬

退屈しきった審美家の「私」とセント・ジョンは、退廃の美を求めて墓荒らしに手を染める。

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祭り
◉
1925年 ・ H・P・ラヴクラフト

祭り

語り手は、一族の言い伝えに従ってクリスマスの夜、一度も見たことのない先祖の故郷、港町キングスポートを訪れます。

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クトゥルフの呼び声
◉
1928年 ・ H・P・ラヴクラフト

クトゥルフの呼び声

亡き大叔父の残した手記や証言を整理する語り手が、世界規模の不気味なカルトと海底都市ルルイエの浮上、そして巨神クトゥルフの目覚めに直面するプロ…

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忌み家
◉
1928年 ・ H・P・ラヴクラフト

忌み家

プロビデンスのベネフィット街に建つ古い邸宅は、住む者が次々と衰弱し、時に正気を失って死んでいくことから「忌み家」と呼ばれてきました。

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怪魔の森
◉
1928年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

怪魔の森

霧に包まれた町で、ラヴクラフトを模した作家仲間とともに、異次元から来て人間の意識を喰らう存在に遭遇する。

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ダニッチの怪
◉
1929年 ・ H・P・ラヴクラフト

ダニッチの怪

マサチューセッツの寒村ダニッチで、老ウェイトリーとその娘ラヴィニアのもとに生まれたウィルバー・ウェイトリーは、常軌を逸した速さで成長し、ヨグ…

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ティンダロスの猟犬(小説)
◉
1929年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

ティンダロスの猟犬(小説)

秘薬による時間遡行実験を行った学者が、角度を持つ時間に棲む名状しがたいティンダロスの猟犬に見つかってしまう。同名概念の初出作品。

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銀の鍵
◉
1929年 ・ H・P・ラヴクラフト

銀の鍵

三十歳で夢の門の鍵を失ったランドルフ・カーターは、哲学にも科学にも信仰にも安らぎを得られず、幻視を切り捨てた現実の中で老いを重ねていく。

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サタムプラ・ゼイロスの話
◉
1931年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

サタムプラ・ゼイロスの話

ハイパーボリアの盗賊二人組が廃都の神殿でツァトゥグァ本体と遭遇する。同神格の姿形が初めて詳細に描写された記念碑的作品。

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バル=サゴスの神々
◉
1931年 ・ ロバート・E・ハワード

バル=サゴスの神々

嵐の海を漂流したゲール人トゥルロフとサクソン人アセルステーンが、孤島の都バル=サゴスの王位争いに巻き込まれ、闇の神ゴル=ゴロスの神殿と対峙す…

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夜の末裔
◉
1931年 ・ ロバート・E・ハワード

夜の末裔

頭部への打撃から太古の前世の記憶を追体験する語り手が、爬虫類的な先住種族「夜の末裔」を巡る復讐譚を辿る。『無名祭祀』初出の一編。

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恐怖の山
◉
1931年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

恐怖の山

古代ローマ時代の暗黒神チョーグナー・ファウグンの挿話と、現代マンハッタンで生気を吸い尽くす像の事件を描く。同神格の初出作品。

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闇に囁くもの
◉
1931年 ・ H・P・ラヴクラフト

闇に囁くもの

ミスカトニック大学で文学を教えるウィルマースは、バーモント州の大洪水で目撃された謎の死体の噂をきっかけに、山中の隠遁学者ヘンリー・エイクリー…

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黒の碑
◉
1931年 ・ ロバート・E・ハワード

黒の碑

ハンガリーの寒村に伝わる黒い石碑を訪ねた学者が、夏至の夜に異形の儀式を目撃する。ハワードのクトゥルフ神話作品を代表する一編。

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土星への扉
◉
1932年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

土星への扉

『エイボンの書』の著者エイボンが、異端の罪で追われて土星へ逃亡する。ツァトゥグァの故郷とされる土星の世界観を確立する作品。

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彼方から狩り立てるもの
◉
1932年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

彼方から狩り立てるもの

彫刻家の作品に宿る不気味な迫真性の正体が、肉眼では見えぬ次元から魂を狩る彼方からの狩人たちであったと判明する。同種族の初出作品。

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羅睺星魔洞
◉
1932年 ・ オーガスト・ダーレス、マーク・ショーラー

羅睺星魔洞

ビルマの伝説都市を探す探検隊が恐るべき小人族チョー・チョー人に襲われ、彼らが崇める双子の神ロイガー・ザーを巡る攻防に巻き込まれる。

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ウボ=サスラ
◉
1933年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

ウボ=サスラ

水晶球を通じて時間を遡る隠秘学の徒が、『エイボンの書』の魔道士の生を経て原初の始源神ウボ=サスラへと至る幻視を描く。

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異形の神々の峰
◉
1933年 ・ H・P・ラヴクラフト

異形の神々の峰

地上でもっとも高い峰にひそむ「地上の神々」は、かつて低い山々に住んでいたものの人間に追われ、いまや人跡未踏のカダスへ身を寄せています。

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白蛆の襲来
◉
1933年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

白蛆の襲来

邪神ルリム=シャイコースが氷山の要塞に乗ってハイパーボリア沿岸に現れる。同神格の初出作品。

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イルーニュの巨人
◉
1934年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

イルーニュの巨人

追放された妖術師が無数の死体を合成した百フィートの巨人を作り上げる。エイボンの書とネクロノミコンが対照校訂される作品。

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七つの呪い
◉
1934年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

七つの呪い

妖術師への無礼から呪いをかけられた高官が、ツァトゥグァ・アブホース・アトラク=ナクァと次々に引き合わされる。CASミソスの集大成的作品。

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屍神
◉
1934年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

屍神

遠未来大陸ゾティークの都ズル=バ=サイルで、仮死の妻を神殿から取り戻そうとする青年が、屍食の神モルディギアンとその司祭団の禁忌に触れる一夜。

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アフォーゴモンの鎖
◉
1935年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

アフォーゴモンの鎖

前世で異星の都カロードの神官であった現代人ジョン・ミルワープが、亡き恋人を取り戻すために時間律を犯した罪の記憶に、輪廻を越えて追いすがられる…

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ヴルトゥーム(小説)
◉
1935年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

ヴルトゥーム(小説)

火星の砂漠で遭難した地球人パイロット二人が、地底都市ラヴォルモスへ導かれ、千年の眠りにつく謎の存在ヴルトゥームの誘惑と対決する。

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塵埃を踏み歩くもの
◉
1935年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

塵埃を踏み歩くもの

禁書『カルナマゴスの遺言書』を入手した好古家が、触れたものを塵と化す破壊の精霊クァチル・ウタウスに魅入られる。同神格の初出作品。

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星から訪れたもの
◉
1935年 ・ ロバート・ブロック

星から訪れたもの

禁断の魔道書探求にのめり込んだ青年が、友人とともに目に見えぬ星の吸血鬼を呼び出してしまう。ラヴクラフト・ブロック三部作往復書簡の第一作。

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自滅の魔術
◉
1935年 ・ ロバート・ブロック

自滅の魔術

自己催眠で己の内なる「悪」の人格を分離させる実験に手を染めた魔術師が制御を失う。『屍食教典儀』の初出作品。

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インスマスの影
◉
1936年 ・ H・P・ラヴクラフト

インスマスの影

連邦政府がマサチューセッツの寂れた港町インスマスを強制捜査したという事件を発端に、その一年半前の顛末を語り手自身が明かしていく中編小説。

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クラーリッツの秘密
◉
1936年 ・ ヘンリー・カットナー

クラーリッツの秘密

クラーリッツ家当主の座を継いだ青年が、死後に不死の怪物として蘇るという一族の宿命を知る。カットナーの神話デビュー作。

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時間からの影
◉
1936年 ・ H・P・ラヴクラフト

時間からの影

ミスカトニック大学の経済学教授ナサニエル・ウィンゲート・ピーズリーは、1908年の講義中に昏倒し、5年4か月13日ものあいだ別人格に入れ替わ…

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暗闇の悪魔
◉
1936年 ・ H・P・ラヴクラフト

暗闇の悪魔

1934年冬、故郷ミルウォーキーからプロビデンスへ戻った作家ロバート・ブレイクは、書斎の窓から望むフェデラル・ヒルの黒い教会の塔に強く惹かれ…

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狂気の山脈にて
◉
1936年 ・ H・P・ラヴクラフト

狂気の山脈にて

南極探検隊が、氷に閉ざされた未踏の山脈の奥で、人類の誕生よりはるか以前に地球へ飛来した知性体「古のもの」の巨大な石造都市を発見する。

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顔のない神
◉
1936年 ・ ロバート・ブロック

顔のない神

砂漠で発掘された黒い彫像を力ずくで奪取した商人が、姿なき何かに付け纏われる。ブロックのエジプト怪奇連作の第一作。

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セイラムの恐怖
◉
1937年 ・ ヘンリー・カットナー

セイラムの恐怖

処刑された魔女の旧宅を借りた作家志望の青年が、死してなお働きかける魔女の意志と、その奥に潜む「暗黒に住まうもの」ニョグタの召喚に巻き込まれる…

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戸口に現れたもの
◉
1937年 ・ H・P・ラヴクラフト

戸口に現れたもの

語り手ダニエル・アプトンは、親友エドワード・ダービーの頭に六発の銃弾を撃ち込んだと告白する手記から物語を始める。

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暗黒のファラオの神殿
◉
1937年 ・ ロバート・ブロック

暗黒のファラオの神殿

考古学者がカイロ地下に封印された「暗黒のファラオ」ネフレン=カの神殿墓所へ足を踏み入れる。ナイアーラトホテップの化身像を明確化した作品。

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魂を喰らうもの
◉
1937年 ・ ヘンリー・カットナー

魂を喰らうもの

異星文明ベル・ヤルナクを苦しめる怪物に、統治者シンダラが自らを犠牲にして立ち向かう。守護神ヴォルヴァドッスの初出作。

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『ネクロノミコン』の歴史
◉
1938年 ・ H・P・ラヴクラフト

『ネクロノミコン』の歴史

ラヴクラフトが自ら書き残した、架空の魔道書『ネクロノミコン』の翻訳・禁書・現存写本の歴史を年表形式で記した短い参考資料。

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アザトース(断章)
◉
1938年 ・ H・P・ラヴクラフト

アザトース(断章)

美と驚異を失った灰色の都市に暮らす一人の男が、夜ごと星々を見つめるうちに夢の彼方への旅に誘われていく、未完に終わった小説の冒頭断章。

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ハスターの帰還
◉
1939年 ・ オーガスト・ダーレス

ハスターの帰還

死の床にある蒐書家アモス・タトルの遺言執行を任された弁護士が、禁断の蔵書と屋敷を巡る怪異の末に、旧支配者ハスターの帰還に巻き込まれる。

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ヒュドラ
◉
1939年 ・ ヘンリー・カットナー

ヒュドラ

星幽体投射を試みたオカルティストたちが、次元を超えた異形の実体ヒュドラに捕らわれる。同神格の初出作品。

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恐怖の鐘
◉
1939年 ・ ヘンリー・カットナー

恐怖の鐘

呪術師に呪われた鐘が発掘され、その音が人々を狂気と失明に陥れる。地底の魔物ズ・チェ・クォンを呼び出す鐘の物語。

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狩りたてるもの
◉
1939年 ・ ヘンリー・カットナー

狩りたてるもの

遺産目当てにいとこを殺害した青年が、いとこが呼び出した神イオドに夢の世界を超えて追い詰められる。イオドの集大成的作品。

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未知なるカダスを夢に求めて
◉
1943年 ・ H・P・ラヴクラフト

未知なるカダスを夢に求めて

ボストンの夢見手ランドルフ・カーターは、三度夢に見ながら降り立てなかった黄金の日没の都市を求め、地球の神々の住む未知なるカダスへと、覚めるこ…

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暗黒の儀式
◉
1945年 ・ オーガスト・ダーレス

暗黒の儀式

アーカムの旧邸を相続した青年が、封じられていた旧支配者ヨグ=ソトースの脅威を解き放ってしまう長篇。ダーレス版クトゥルフ神話の代表作。

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神話周辺 (82作品)

神話用語が登場するものの体系の中核ではない作品や、怪奇・幻想小説としての性格が主となる作品群です。

ネメシス
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1918年 ・ H・P・ラヴクラフト

ネメシス

幾千年もの時を超えて存在し続ける語り手が、宇宙的な恐怖と孤独を韻文で綴った、ラヴクラフト初期の代表的な詩篇。

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白い船
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1919年 ・ H・P・ラヴクラフト

白い船

ノース・ポイント灯台の三代目の守人バジル・エルトンが、満月の夜、月光の橋を渡って南から来る白い船に乗る。

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眠りの壁の彼方
◉
1919年 ・ H・P・ラヴクラフト

眠りの壁の彼方

1900年から01年の冬、州立精神病院の若い研修医のもとへ、キャッツキル山地の猟師ジョー・スレイターが運ばれてくる。

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記憶
◉
1919年 ・ H・P・ラヴクラフト

記憶

忘れられた文明の廃墟が眠る「ニスの谷」を舞台に、月光の精霊が谷の魔神(記憶)へ、かつてここに石の建造物を築いた者たちの正体を尋ねます。

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ダンセイニ卿『驚異の書』を読んで
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

ダンセイニ卿『驚異の書』を読んで

ラヴクラフトが敬愛した幻想文学の先達ロード・ダンセイニへ捧げた、短い献詩。

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ランドルフ・カーターの陳述
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

ランドルフ・カーターの陳述

ランドルフ・カーターが、行方不明になった友人ハーリー・ウォーレンをめぐる尋問に答えるかたちで語る一人称の陳述です。

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通り
◉
1920年 ・ H・P・ラヴクラフト

通り

ニューイングランドの海辺の集落に生まれた一本の道を主人公に据え、水汲みの小道から丸太小屋の並ぶ集落、レンガ造りの家々が並ぶ都市の街路へと姿を…

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アーサー・ジャーミンに関する事実
◉
1921年 ・ H・P・ラヴクラフト

アーサー・ジャーミンに関する事実

英国の名家ジャーミン家には、コンゴ探検家サー・ウェイドの代から続く奇妙な血の澱みがあります。

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忘却より
◉
1921年 ・ H・P・ラヴクラフト

忘却より

現実の苦しみから逃れて眠りに安らぎを求める語り手が、金色の谷と青銅の門を持つ古い壁を繰り返し夢に見ます。

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樹
◉
1921年 ・ H・P・ラヴクラフト

樹

アルカディアのマイナロス山、朽ちた別荘跡に立つ一本のオリーヴの樹をめぐる物語です。

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エーリッヒ・ツァンの音楽
◉
1922年 ・ H・P・ラヴクラフト

エーリッヒ・ツァンの音楽

形而上学を学ぶ貧しい学生が、崖のように急な「オーゼイユ街」の最上階に住む、口のきけない老ヴィオル奏者と知り合う。

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墓
◉
1922年 ・ H・P・ラヴクラフト

墓

精神病院に閉じ込められた青年ジャーヴィス・ダドリーが、自分がなぜここにいるかを手記に書く。10歳の夏に森の窪地で見つけたハイド家の霊廟。

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ヒュプノス(小説)
◉
1923年 ・ H・P・ラヴクラフト

ヒュプノス(小説)

彫刻家の語り手が、駅で痙攣を起こして倒れていた黒衣の男を家に連れ帰る。

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月が語るもの
◉
1923年 ・ H・P・ラヴクラフト

月が語るもの

月に照らされると見慣れた庭が姿を変え、川となり、死者の眠る海へと語り手を誘う散文詩。

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潜み棲む恐怖
◉
1923年 ・ H・P・ラヴクラフト

潜み棲む恐怖

1921年夏、キャッツキル山地の掘っ立て小屋の集落が、雷雨の一夜で全滅する。

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名状しがたきもの
◉
1925年 ・ H・P・ラヴクラフト

名状しがたきもの

秋の夕方、アーカムの古い墓地で17世紀の墓に腰掛けた語り手カーターと高校長ジョエル・マントンが、「名状しがたいもの」は存在しうるかを言い争う…

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神殿
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1925年 ・ H・P・ラヴクラフト

神殿

1917年6月、ドイツ潜水艦U-29の艦長アルトベルク=エーレンシュタインは、撃沈した英国貨物船の乗員の死体から、月桂冠をいただく若者の頭を…

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アウトサイダー
◉
1926年 ・ H・P・ラヴクラフト

アウトサイダー

日光も人の声も鏡も知らずに古城で育った語り手が、木々の上へ抜ける黒い塔を石ひとつずつよじ登り、初めて外へ出る。

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彼
◉
1926年 ・ H・P・ラヴクラフト

彼

詩人になるつもりでニューヨークへ来た語り手は、この都市が「死んでいる」と悟る。

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月沼
◉
1926年 ・ H・P・ラヴクラフト

月沼

アメリカで財を成したデニス・バリーが、父祖の地アイルランドのキルデリーで古城を買い戻し、隣の大きな沼を干拓しようとする。

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いにしえの民
◉
1927年 ・ H・P・ラヴクラフト

いにしえの民

1927年11月の書簡で、ラヴクラフトはハロウィーンの夜に見た「ローマの夢」を友人に書き送った。共和政末期、ピレネー山麓の属州都市ポンペロ。

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ピックマンのモデル
◉
1927年 ・ H・P・ラヴクラフト

ピックマンのモデル

ボストンの画家リチャード・アプトン・ピックマンは、食屍鬼を描いて画壇から締め出された。

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レッド・フックの恐怖
◉
1927年 ・ H・P・ラヴクラフト

レッド・フックの恐怖

ブルックリンの港湾地区レッド・フックで子どもの失踪を追うニューヨーク市警の刑事マローンが、落魄した老学者ロバート・サイダムと、その周りに集ま…

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宇宙からの色
◉
1927年 ・ H・P・ラヴクラフト

宇宙からの色

アーカム西方の農場に落ちた隕石から、地上のどの色にも属さない「色」が滲み出し、井戸水と作物と家族を内側から灰へ変えていく。

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冷気
◉
1928年 ・ H・P・ラヴクラフト

冷気

1923年春のニューヨーク。西14丁目の褐色砂岩の下宿で、天井からアンモニアが滴る。

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トゥズーン・スーンの鏡
◉
1929年 ・ ロバート・E・ハワード

トゥズーン・スーンの鏡

王としての生に倦んだクルが、不思議な鏡の間に囚われた老賢者トゥズーン・スーンとの邂逅を通じて、自我と現実の境界に向き合う一編。

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影の王国
◉
1929年 ・ ロバート・E・ハワード

影の王国

古代王国ヴァルーシアの王クルが直面する、人間に成り代わった蛇人間たちの陰謀。「ソード&ソーサリー」の原点とされる一編。

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夜の王たち
◉
1930年 ・ ロバート・E・ハワード

夜の王たち

ローマ帝国の侵攻に抗うピクト族の王ブラン・マク・モーンが、時を超えて呼び出した古代の王クルと共に戦う、異色のクロスオーバー作品。

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妖術師の帰還
◉
1931年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

妖術師の帰還

隠秘学者の秘書として雇われた男が、『ネクロノミコン』の翻訳を通じて殺し合った魔道士兄弟の恐るべき因縁に巻き込まれる。

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霧の中の奇妙な高屋敷
◉
1931年 ・ H・P・ラヴクラフト

霧の中の奇妙な高屋敷

キングスポートの北、段丘状に登る断崖のいちばん北の一つは「灰色の凍った風雲のように空に懸かり」、その上に古い家がある。

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アタマウスの遺言
◉
1932年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

アタマウスの遺言

コモリオムの老処刑人が、七度処刑しても蘇り続けた異形の無法者との顛末を回想する。都市放棄の直接の後日談。

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名もなき末裔
◉
1932年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

名もなき末裔

生きたまま埋葬された貴婦人がグールに見出され、その血を引く末裔が今なお館に潜んでいるという恐怖を描く。

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墓地にて
◉
1932年 ・ H・P・ラヴクラフト

墓地にて

ニューイングランドの村ペック・ヴァレーの葬儀屋ジョージ・バーチは、粗末な棺と手抜きで知られる男だった。

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大地の妖蛆
◉
1932年 ・ ロバート・E・ハワード

大地の妖蛆

ピクト人の王ブラン・マク・モーンが、同胞への復讐のため地底に潜む古き種族「大地の妖蛆」の力を借りる。ルルイエ・ダゴンに言及する一編。

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屋根の上に
◉
1932年 ・ ロバート・E・ハワード

屋根の上に

禁断の書『無名祭祀』の稀覯本を巡る学者同士の確執と、ホンジュラスから持ち帰られた宝玉の呪いを描く一編。

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脳を喰う怪物
◉
1932年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

脳を喰う怪物

漂流するボートの乗員が全員骸と化して発見される。海底下の四次元的異空間に棲む「脳喰らい」の恐怖を描く一編。

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邪神チョーグナー目覚める時
◉
1932年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

邪神チョーグナー目覚める時

チョーグナー・ファウグンが目覚めた場合の破滅的光景を歌う短い詩篇。『恐怖の山』を補完する作品。

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闇の種族
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1932年 ・ ロバート・E・ハワード

闇の種族

恋敵を殺そうと暗い森を訪れた語り手が、「ダゴンの洞窟」で前世――ゲール人の海賊としての生――を追体験する一編。

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アゼダラクの聖性
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1933年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

アゼダラクの聖性

背教のカルトを告発しようとした修道士が、七百年前へ遡り司教アゼダラクがヨグ=ソトースを崇拝する現場に行き当たる。

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アヴェロワーニュの獣
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1933年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

アヴェロワーニュの獣

彗星の禍々しい影響から現れた異形の獣を、エイボンの書由来の魔法の指輪の助言で討伐する一編。

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魔女の家の夢
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1933年 ・ H・P・ラヴクラフト

魔女の家の夢

ミスカトニック大学で数理物理を学ぶウォルター・ギルマンが、1692年にセイラムの牢から消えた魔女キザイア・メイソンの住んだ屋根裏部屋を借りる…

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向こう側
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1934年 ・ H・P・ラヴクラフト

向こう側

語り手は、二ヶ月半会っていなかった親友クロフォード・ティリングハストに呼び出され、変わり果てた姿の彼が待つ、ベネヴォレント街の奥まった古い家…

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食屍鬼(小説)
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1934年 ・ クラーク・アシュトン・スミス

食屍鬼(小説)

七件の殺人容疑で裁かれた名士が、亡き妻の亡骸をグールの凌辱から守るために交わした取引の顛末を語る。

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流離の王子イラノン
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1935年 ・ H・P・ラヴクラフト

流離の王子イラノン

蔦の冠に紫の衣をまとった若者イラノンが、花崗岩の都テロスに現れ、自分は王の息子で、いつか失われた都アイラへ帰ると歌う。

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アッシュールバニパルの焔
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1936年 ・ ロバート・E・ハワード

アッシュールバニパルの焔

アラビア砂漠に眠る「悪の都」で伝説の宝玉を狙う冒険者コンビを描く。クトゥルフ・ヨグ=ソトースを地の文で明示するハワード作品の一つ。

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冥府の守護神
◉
1936年 ・ ロバート・ブロック

冥府の守護神

アヌビスの巨像が守る地下墓所を発見したエジプト学者親子が、禁じられた儀式の代償を払う。セベクの秘密の続編。

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哄笑する食屍鬼
◉
1936年 ・ ロバート・ブロック

哄笑する食屍鬼

精神病院に収容された元精神科医が、患者の治療を通じて禁忌の知識に触れ、地下世界の食屍鬼の饗宴を目撃する。

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闇の魔神
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1936年 ・ ロバート・ブロック

闇の魔神

ラヴクラフトを思わせる怪奇作家が、自らを異界の神の使徒だと語り手に打ち明ける。闇をさまようものの1ヶ月前に発表された一編。

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セベクの秘密
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1937年 ・ ロバート・ブロック

セベクの秘密

エジプト題材の連作を書く作家が、呪われたワニ頭の神セベクのミイラを密輸した富豪と出会う。

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ドルーム=アヴィスタの戯れ
◉
1937年 ・ ヘンリー・カットナー

ドルーム=アヴィスタの戯れ

カットナー独自の異星文明サーガ〈ベル・ヤルナク〉に属すると見られる一篇。詳細未確認、書誌索引による間接紹介。

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墓はいらない
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1937年 ・ ロバート・E・ハワード

墓はいらない

黒魔術師の臨終の懇願を無視して埋葬した二人が、その夜に悪魔との契約の代償を目撃する。ハワード没後掲載の一編。

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奇形
◉
1937年 ・ ロバート・ブロック

奇形

背中に寄生する奇形の「相棒」に取り憑かれた青年を描く。複数邪神に同時言及する神話色の濃い一編。

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暗黒の口づけ
◉
1937年 ・ ヘンリー・カットナー、ロバート・ブロック

暗黒の口づけ

因縁ある屋敷を相続した画家が、太古の海棲存在に憑依された女性の力によって精神を奪われる。セイレムの恐怖と世界観を共有する。

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ダゴンの末裔
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1938年 ・ ヘンリー・カットナー

ダゴンの末裔

エラク・オブ・アトランティスシリーズの一篇。ポセイドニアとダゴンの眷属が関わるとされるが詳細未確認、書誌索引による間接紹介。

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侵入者
◉
1939年 ・ ヘンリー・カットナー

侵入者

前世の記憶を追体験する作家が、失われたムー大陸の神々と、そこへ来訪した異形の侵入者たちを巡る幻視に苛まれる。

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蛙
◉
1939年 ・ ヘンリー・カットナー

蛙

封印された魔女の墓の石を取り除いてしまった画家が、先住民が崇めていた蛙状の怪物を目覚めさせる。

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チャールズ・デクスター・ウォードの奇怪な事件
◉
1941年 ・ H・P・ラヴクラフト

チャールズ・デクスター・ウォードの奇怪な事件

プロヴィデンスの青年が、1692年にセイラムから来た先祖ジョゼフ・カーウェンの遺した術を再現し、灰から先祖を呼び戻して身を乗っ取られる長編。

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戸口の彼方へ
◉
1941年 ・ オーガスト・ダーレス

戸口の彼方へ

ウィスコンシンの森の屋敷で、禁じられた戸口の彼方へ足を踏み入れた祖父が、そのまま姿を消してしまう。イタカ・サイクルに連なる一作。

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カーウェン街の家
◉
1944年 ・ オーガスト・ダーレス

カーウェン街の家

求人広告に応じた青年が、ミスカトニック大学教授の秘書となりクトゥルフとの秘密の戦いに身を投じる。ダーレス版クトゥルフ神話連作の第一作。

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空からの監視者
◉
1945年 ・ オーガスト・ダーレス

空からの監視者

自室で発見した見知らぬ男が2年前に失踪した友人だと突き止めた神学生が、クトゥルフ復活阻止の秘密の使命に加わる。

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サラプンコの彼方の峡谷
◉
1949年 ・ オーガスト・ダーレス

サラプンコの彼方の峡谷

ニューオーリンズの学者が、失踪した大伯父の遺した資料を追い、南米の秘境でクトゥルフ教団の儀式に遭遇する。

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尖塔の影
◉
1950年 ・ ロバート・ブロック

尖塔の影

ロバート・ブレイクの失踪の謎を追う友人が、輝くトラペゾヘドロンとナイアーラトホテップの真実に辿り着く。三部作往復書簡の完結編。

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無人の家で発見された手記
◉
1951年 ・ ロバート・ブロック

無人の家で発見された手記

森に潜む「あの者たち」の話を聞かされて育った少年が、カルト集団の生贄儀式とショゴスの顕現を一人称手記で綴る。

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鍵の番人
◉
1951年 ・ オーガスト・ダーレス

鍵の番人

シュルーズベリー博士が作家ネイランド・コラムとアラビアの砂漠深くを探索し、『ネクロノミコン』原本と、シリーズ全体を貫く肉体と魂の分離という真…

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黒い島
◉
1952年 ・ オーガスト・ダーレス

黒い島

クトゥルフを永遠に葬るべく黒い島を目指した一行の勝利が、原子爆弾すら通じない宇宙的な敵の前で虚しく崩れ去る、連作最終作。

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生きながらえるもの
◉
1954年 ・ オーガスト・ダーレス

生きながらえるもの

プロヴィデンスの古い屋敷に隠された、300年を超えて生き永らえた外科医の変容実験の秘密を追う一編。

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アルハザードのランプ
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

アルハザードのランプ

ラヴクラフトの分身とされる作家ウォード・フィリップスが、アルハザード伝来の魔法のランプが見せる幻視に導かれてゆく追悼的な一編。

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ウェントワースの日
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

ウェントワースの日

嵐の夜、ダニッチ近郊の農家を訪れた旅商人が、5年前の因縁を取り立てに来た亡霊の恐怖に居合わせる。

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ピーバディ家の遺産
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

ピーバディ家の遺産

魔術師と噂された大伯父の屋敷を相続した弁護士が、逆さまに葬られた棺と黒魔術、超自然的な黒猫の恐怖に直面する。

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異次元の影
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

異次元の影

アーカムの人類学者が、イスの偉大なる種族の肉体に宿る幻視に苦しめられた末に消息を絶つ。『時間からの影』の翻案的一編。

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破風の窓
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

破風の窓

亡き従兄の屋敷にある古い円形の窓が異世界への扉と化し、多数の神話的存在の幻視に見舞われる一編。

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祖先
◉
1957年 ・ オーガスト・ダーレス

祖先

祖先の記憶を呼び覚まそうとした医師が、自らを実験台にした果てに太古の亜人的存在へと退行してしまう一編。

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ファルコン岬の漁師
◉
1959年 ・ オーガスト・ダーレス

ファルコン岬の漁師

デヴィル・リーフ沖で怪物を捕らえながらも逃がした漁師が、やがて自ら深きものどもに連なる姿へと変貌してゆく。

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老いた酔いどれ
◉
1959年 ・ H・P・ラヴクラフト

老いた酔いどれ

シカゴの酒場「シーハンのプールルーム」で床掃除をして糊口をしのぐ浮浪者「オールド・バグズ」は、酒と麻薬なしには生きられない身でありながら、初…

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閉ざされた部屋
◉
1959年 ・ オーガスト・ダーレス

閉ざされた部屋

『ダニッチの怪』と『インスマスの影』の設定を接合し、屋根裏に監禁された異形の子の過去を描く後日談的な一編。

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魔女の谷
◉
1962年 ・ オーガスト・ダーレス

魔女の谷

アーカム近郊の学校教師が、生徒の家系に伝わる妖術と、ネクロノミコン由来の護符が通用しない相手の恐怖に直面する。

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屋根裏部屋の影
◉
1964年 ・ オーガスト・ダーレス

屋根裏部屋の影

アーカム郊外の屋敷を相続した青年が、姿を見せぬ家政婦と、死を偽装した妖術師の秘密に直面する。

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ポーの末裔
◉
1966年 ・ オーガスト・ダーレス

ポーの末裔

エドガー・アラン・ポーそっくりの一団に出会った青年が、寄生生物に操られる人体複製の秘密結社と対峙する。

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魔界へのかけ橋
◉
1967年 ・ オーガスト・ダーレス

魔界へのかけ橋

ダニッチの屋敷を相続した青年が、地下の祭壇とスターリー・ウィズダム教団の因縁、蘇る大伯父の怪異に直面する。

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インスマスの彫像
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1971年 ・ オーガスト・ダーレス

インスマスの彫像

インスマス近郊の青い粘土で像を彫り続ける彫刻家が、次第に深きものどもへの妄執に囚われてゆく、インスマスの影の続編的一編。

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時を超えて見張るもの
◉
1971年 ・ オーガスト・ダーレス

時を超えて見張るもの

ダーレスが死の直前まで書き進めていた未完の遺稿。ダニッチを巡る物語群を統合しようとした野心作で、死後合作アンソロジー全体の題名の由来。

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暗黒の復活
◉
1980年 ・ フランク・ベルナップ・ロング

暗黒の復活

ニューイングランドの海岸を舞台にした、ロング後期(1980年)の短編。詳細は原文未確認、書評による間接紹介。

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共作・代作 (12作品)

ラヴクラフトが他の書き手と共作した作品や、依頼者の名義で代作・大幅加筆した作品群です。

詩神たち
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1920年 ・ アンナ・ヘレン・クロフツ、H・P・ラヴクラフト(ヘンリー・ペイジェット=ロウ名義)

詩神たち

大戦が終わったばかりの4月の夕べ、二十世紀風の客間でマーシャは雑誌の自由詩を読む。日本の月、熱帯の月、中国の月。

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イグの呪い
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1929年 ・ ゼリア・ビショップ名義(H・P・ラヴクラフト代作)

イグの呪い

1925年、蛇の伝承を調べにオクラホマへ入った民族学者の語り手は、ガスリーの精神病院の地下室B116で「イグの呪いの、生きた犠牲者」を見せら…

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石の男
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1932年 ・ ヘイゼル・ヒールド名義(H・P・ラヴクラフト代作)

石の男

アディロンダック山中で見つかった、犬と人間の形をした奇怪な石像。

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博物館の恐怖
◉
1933年 ・ ヘイゼル・ヒールド名義(H・P・ラヴクラフト代作)

博物館の恐怖

ロンドン、サザーク街の地下にある蝋人形館。元マダム・タッソー館の彫刻家ジョージ・ロジャーズは、「大人向け」の仕切りの奥にクトゥルー、ツァトゥ…

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翼ある死
◉
1934年 ・ ヘイゼル・ヒールド名義(H・P・ラヴクラフト代作)

翼ある死

南アフリカの医師トマス・スラウエンワイトは、学説の独創性を疑われたことを恨み、コロンビア大学の教授ヘンリー・ムーアへの復讐を企てる。

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銀の鍵の門を越えて
◉
1934年 ・ H・P・ラヴクラフト、E・ホフマン・プライス

銀の鍵の門を越えて

1928年10月7日に54歳で姿を消したランドルフ・カーターの遺産を分けるため、4年後、ニューオーリンズのド・マリニー邸に4人が集まる。

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彼方よりの挑戦
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1935年 ・ H・P・ラヴクラフト、C・L・ムーア、A・メリット、ロバート・E・ハワード、フランク・ベルナップ・ロング

彼方よりの挑戦

カナダの森でキャンプ中の地質学者ジョージ・キャンベルは、太古の楔形文字を刻んだ円盤入りの水晶の立方体を拾う。

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永劫より
◉
1935年 ・ ヘイゼル・ヒールド名義(H・P・ラヴクラフト代作)

永劫より

ボストンの博物館が所蔵する太古のミイラを巡る恐怖を、館長自身が綴った手記。

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墓を暴く
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1937年 ・ デュエイン・W・ライメル名義(H・P・ラヴクラフト大幅加筆)

墓を暴く

フィリピンで病んだ兄を看病した末にハンセン病へ感染した語り手は、外科医の学友マーシャル・アンドルーズの屋敷に匿われる。

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墓地の恐怖
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1937年 ・ ヘイゼル・ヒールド名義(H・P・ラヴクラフト代作)

墓地の恐怖

ラットランドへの州道が閉まると、旅人はスワンプ・ホロウを過ぎるスティルウォーター街道を通ることになる。

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アロンゾ・タイパーの日記
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1938年 ・ ウィリアム・ラムレー名義(H・P・ラヴクラフト大幅加筆)

アロンゾ・タイパーの日記

好古家アロンゾ・タイパーは、ニューヨーク州アティカ近郊の廃村コラジンに崩れ落ちたヴァン・デル・ヘイル邸へ単身乗り込み、日記をつけながら屋敷に…

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メデューサの巻き毛
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1939年 ・ ゼリア・ビショップ名義(H・P・ラヴクラフト代作)

メデューサの巻き毛

ミズーリの荒廃した旧農園に迷い込んだ語り手は、一夜の宿を求めた先で老いた当主から一族の惨劇を聞かされる。

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先行影響作 (6作品)

神話成立(1917年〜)より前に書かれ、ハスター・カルコサ・黄衣の王などの出典としてクトゥルフ神話に取り込まれた作品群です。

カルコサの住人
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1886年 ・ アンブローズ・ビアス

カルコサの住人

熱病から覚めた語り手が見知らぬ荒野で自らの墓石を発見する。「カルコサ」「ハリ」が初出した、クトゥルフ神話最古層の源流作品。

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羊飼いハイタ
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1891年 ・ アンブローズ・ビアス

羊飼いハイタ

羊飼いの神ハスターが文学史上はじめて登場するビアスの寓話。後の邪神とは正反対の、穏やかで慈悲深い神が描かれる。

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仮面
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1895年 ・ ロバート・W・チェンバース

仮面

パリの芸術家たちの三角関係の果てに、生物を石化させる禁断の薬品と、譫妄の中でのカルコサ・ハスターの幻視が絡み合う一編。

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名誉修理者
◉
1895年 ・ ロバート・W・チェンバース

名誉修理者

禁断の戯曲『黄衣の王』を読んで以来正気を失った青年が、帝位簒奪を妄想する。カルコサ・ハスター・黄の印が初出する連作の巻頭作。

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竜の路地にて
◉
1895年 ・ ロバート・W・チェンバース

竜の路地にて

教会のミサに安らぎを求めた語り手が何者かに追い立てられ、日常の光景が唐突にカルコサの終末的幻視へと反転する。

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黄の印
◉
1895年 ・ ロバート・W・チェンバース

黄の印

不気味な墓守と黒瑪瑙の留め金「黄の印」に導かれた画家とモデルが、禁断の戯曲を読んだ末に破滅する、連作の掉尾。

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習作・初期作 (10作品)

ラヴクラフトの少年期の作品・未完の断章など、本格的な創作活動以前の習作群です。

小さなガラス瓶
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1897年 ・ H・P・ラヴクラフト

小さなガラス瓶

海で拾った一本のガラス瓶をきっかけに、船長ウィリアム・ジョーンズが財宝の海図を追う海洋冒険譚です。

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墓地の怪事件
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1899年 ・ H・P・ラヴクラフト

墓地の怪事件

死んだジョウゼフ・バーンズの遺言により、牧師ドブソンは金の玉を墓所の床の印へ落としに行ったまま姿を消します。

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秘密の洞窟
◉
1899年 ・ H・P・ラヴクラフト

秘密の洞窟

両親の外出中、地下室で遊んでいたジョンと幼い妹アリスは、崩れた壁の奥に秘密の通路を見つけます。

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謎の船
◉
1902年 ・ H・P・ラヴクラフト

謎の船

1847年、村ルーラルヴィルに正体不明のブリッグが現れ、名士ジョン・グリッグズが姿を消す。

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洞窟の怪物
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1905年 ・ H・P・ラヴクラフト

洞窟の怪物

マンモス・ケーヴの見学中に一行からはぐれた語り手は、松明が尽きかけるなか出口を見失い、餓死を覚悟します。

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錬金術師
◉
1908年 ・ H・P・ラヴクラフト

錬金術師

フランスの丘の上、四つあった塔のうち一つだけが残る古城で、C伯爵家の最後の一人アントワーヌは育つ。

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末裔
◉
1927年 ・ H・P・ラヴクラフト

末裔

ロンドンのグレイズ・インで縞猫とともに隠れ住み、教会の鐘が鳴るたびに悲鳴を上げる老人。彼の正体は第19代ノーサム男爵でした。

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書物
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1933年 ・ H・P・ラヴクラフト

書物

記憶が混乱した語り手が、水辺にある古い店で手に入れた一冊の虫食いの本をめぐって独白する断章です。

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邪悪な牧師
◉
1939年 ・ H・P・ラヴクラフト

邪悪な牧師

屋根裏部屋の主だった「彼」の行方を誰も知らないと聞かされた語り手は、机の上に残された小さな装置に紫色の光線を当ててしまい、かつてその部屋で魔…

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ファン・ロメロの奇怪な失踪
◉
1944年 ・ H・P・ラヴクラフト

ファン・ロメロの奇怪な失踪

1894年10月18日と19日、アメリカ西部カクタス山地のノートン鉱山。

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その他 (10作品)

ユーモア・パロディ作品など、神話の位置づけ軸の対象外となる作品です。

エリュクスの壁のなかで
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H・P・ラヴクラフト

エリュクスの壁のなかで

金星に潜入した工作員が、密林の奥のエリュクス高原で謎の発光クリスタルを追ううちに、無屈折・無反射の完全に透明な建造物に迷い込む。

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ファラオとともに幽閉されて
◉
H・P・ラヴクラフト

ファラオとともに幽閉されて

奇術師ハリー・フーディーニを名乗る語り手が、エジプト旅行中に現地ガイドの策略でギザの大ピラミッド頂上から地中深くへ吊り下ろされ、太古の死者崇…

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マーティン浜辺の恐怖
◉
H・P・ラヴクラフト

マーティン浜辺の恐怖

漁船アルマ号が仕留めた海の怪物が高級リゾート地マーティンズ・ビーチで見世物にされたのち嵐で行方を絶つ。

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墳丘
◉
H・P・ラヴクラフト

墳丘

1928年、オクラホマ州ビンガー近郊の塚を調べに来た民族学者の「私」は、日中は老いた戦士、夜は首のない女の亡霊が塚の上に現れるという言い伝え…

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月光の中のもの
◉
H・P・ラヴクラフト

月光の中のもの

ラヴクラフトが1927年11月24日、友人ドナルド・ワンドレイに宛てた書簡の一節――沼地から崖を登り、月光の台地で無人の路面電車に乗り、円錐…

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緑の草原
◉
H・P・ラヴクラフト

緑の草原

1913年、メイン州の海辺の村ポトウォンケット沖に火球が落ちる。

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這い寄る混沌
◉
H・P・ラヴクラフト

這い寄る混沌

阿片の過量投与で意識を失った語り手が、崩れゆく岬の大理石の家で目を覚ます。

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サミュエル・ジョンソン博士の思い出
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1917年 ・ H・P・ラヴクラフト

サミュエル・ジョンソン博士の思い出

18世紀風の古い綴りと文体で書かれた一人称の戯文です。名を明かさない語り手は、自分が1690年生まれで228年目の齢にあると告白し、ドライデ…

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イビド
◉
1928年 ・ H・P・ラヴクラフト

イビド

ある学生の作文に見られる誤った引用を正すという体裁で始まる戯文です。

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可愛いアーメンガード
◉
1943年 ・ H・P・ラヴクラフト

可愛いアーメンガード

「パーシー・シンプル」名義で書かれた7章の戯作。ヴァーモント州ホグトンの密造酒農家の娘アーメンガードは「16の夏」を自称し、30歳だという噂…

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