概要
『クトゥルフ神話図説』は、サンディ・ピーターセンが著し中山てい子が翻訳した解説書で、ホビージャパンより1994年に刊行されました。サンディ・ピーターセンは1981年にテーブルトークRPG『クトゥルフの呼び声』を世に送り出した人物であり(当サイトの「作品史・年表」でも紹介しています)、本書は彼自身の視点からクトゥルフ神話の神格・怪物を図版とともに解説した一冊です。
このサイトで紹介する理由
当サイトは「ラヴクラフト原典」「ダーレス以降の拡張」「TRPGによる拡張」という三層を分けて記録することを軸にしていますが、本書はまさにTRPGの生みの親自身が神話をどう図解・体系化したかを示す一次資料的な価値を持っています。TRPGという第三の層が具体的にどのようにビジュアル化されてきたかを辿るうえで欠かせない一冊です。
こんな読者におすすめ
クトゥルフ神話TRPGの成立史に関心がある方。サンディ・ピーターセン自身がどのように神格・怪物を解釈していたかを知りたい方に向いています。刊行から年数が経っているため、入手は主に中古市場が中心になります。
出典
- Sandy Petersen著、中山てい子訳『クトゥルフ神話図説』(ホビージャパン、1994年8月刊)書誌情報(openBD書誌情報)




