概要
応急手当(First Aid)は、「探索者の突然のけがや病気に対して病院では無い場所での即時的な手当」[1]を行うための技能である。「折れた脚に添え木を当てて悪化しないようにする、火傷を治療する、溺れたものに人工呼吸をする、AEDを使う、傷口を洗い包帯をする」[1]といった、その場でできる応急処置全般をカバーする。初期値は30%で、「一般的にある程度は理解し実践できる技能」[1]とされる。
瀕死の探索者を救う唯一の手段
「耐久力が0になると意識を失い瀕死の状態になり、そのままにしておくと死亡します。応急手当技能に成功することで対象は耐久力を1ポイント回復し、1時間だけ容態を安定させることができます」[1]。この「瀕死状態からの応急的な回復」は、応急手当だけが持つ役割で、「応急手当だけが瀕死の患者を回復させることができます」[1]とされる。仲間が倒れた直後の緊迫した場面で、この技能を持つ探索者がいるかどうかが生死を分けることがある。
第6版と第7版での違い
瀕死状態から回復するヒットポイントの量が版によって異なる。「この回復量は6版であれば1d3ポイントで、7版であれば1ポイント」[1]。6版はランダムでやや多めに回復する可能性がある一方、7版は必ず1ポイントの固定値になっており、以後の展開を見積もりやすい。
〈医学〉技能との違い
Q. 応急手当と医学、どちらを使えばいい?
A. 役割が異なる。「応急手当は短期的な処置を施し状態を安定させる技能であるのに対して、医学は中長期的な治療を施して状態を良くします」[1]。倒れた仲間をその場で救うのは応急手当、病院のような環境で腰を据えて治療するのは医学、という住み分けになる。〈医学〉は職業技能ポイントを割り振らない限り初期値が低く設定されている技能でもあり、多くの探索者にとっては応急手当のほうが現実的な保険になりやすい。
実例・用例
- 怪異に襲われ意識を失った仲間の耐久力を1ポイント回復させ、1時間の猶予を作る[1]。
- 転倒して骨折した脚に添え木を当てる[1]。
- 火に触れて負った火傷を治療する[1]。
- 水中から救助した人物に人工呼吸を行う[1]。
- 負傷箇所を洗浄し、包帯を巻いて止血する[1]。
出典
- [1] 「探索者の突然のけがや病気に対して病院では無い場所での即時的な手当」「折れた脚に添え木を当てて悪化しないようにする、火傷を治療する、溺れたものに人工呼吸をする、AEDを使う、傷口を洗い包帯をする」「初期値は30%と高く、一般的にある程度は理解し実践できる技能」「耐久力が0になると意識を失い瀕死の状態になり……応急手当技能に成功することで対象は耐久力を1ポイント回復し、1時間だけ容態を安定させることができます」「この回復量は6版であれば1d3ポイントで、7版であれば1ポイント」「応急手当は短期的な処置を施し状態を安定させる技能であるのに対して、医学は中長期的な治療を施して状態を良くします」「応急手当だけが瀕死の患者を回復させることができます」 ― 「応急手当とは」TRPG JAPAN ↩
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