概要
動物使いは、探索者が飼い慣らした動物を訓練し、命令によって簡単な仕事を行わせるための技能である[1]。運動技能に分類され、乗馬のように動物を移動手段として扱う技能とは異なり、動物との意思疎通そのものに主眼を置く技能といえる。新クトゥルフ神話TRPG(7版)の技能一覧では「まれ」に分類されており、実際に習得している探索者は多くない[1]。
初期値
7版での初期値は 5%[3]。
6版との違い: 6版の技能一覧には対応する技能が無く、7版で加わった。
使用場面 ― どんな場面で使うか
動物使いは、探索者が普段から飼い慣らしている動物がいて初めて意味を持つ技能であり、シナリオの前提として動物との関わりが用意されていなければ使う機会自体が少ない。想定される用途として、鳥類・陸上生物・水生生物など動物の種類ごとに、簡単な芸を仕込む、命令して特定の相手に対応させる、より複雑で細かい命令を理解させて実行させる、といった段階的な使い方が挙げられる。受動的に振らされる場面は少なく、探索者自身が動物を扱おうと能動的に働きかける場面で使われることが多い。
6版と7版での違い
動物使いは、新クトゥルフ神話TRPG(7版)で新たに設けられた技能である。TRPG JAPANの解説記事は「6版では動物使いがないため、同様の判定を求めるのであれば製作や芸術で技能を作ると良いでしょう」と述べており[2]、6版のルールには動物使いに相当する独立した技能が存在しなかったことが確認できる。
よくある勘違い
Q. ペットを飼ってさえいれば、動物使いでどんな行動もさせられるのか?
A. 定義上、動物使いはあくまで「飼い慣らした」動物を対象に、訓練・命令によって仕事をさせる技能である。人に慣れていない野生動物をいきなり操ったり従わせたりするような用途は想定されていない。
実例・用例
- 飼い慣らした猟犬に、周囲の匂いを嗅がせて手がかりを探させる。
- 芸を仕込んだ動物に、簡単な物品の運搬や合図の伝達をさせる。
- 命令によって番犬を特定の相手に対応させる。
- 水生生物を飼育している探索者が、その生物に細かい作業を指示して手助けさせる。
出典
- [1] 「新クトゥルフ神話TRPGでの動物使いは飼い慣らした動物を訓練したり、命令して簡単な仕事を行わせる技能です」/「ルールブックでもレアとされていることからその用途は狭く、普段から飼っている動物がいなければ扱うことすら難しい技能です」 ― 「動物使いとは|動物を調教し命令させる新クトゥルフ神話TRPGの技能」TRPG JAPAN (https://trpg-japan.com/coc/coc-basic/what-is-animal-handling/) ↩
- [2] 「6版では動物使いがないため、同様の判定を求めるのであれば製作や芸術で技能を作ると良いでしょう。」 ― 同上 ↩
- [3] 「新クトゥルフ神話TRPGの技能一覧」TRPG JAPAN (https://trpg-japan.com/coc/coc-basic/cthulhu-mythos-trpg-skills-list) ↩
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