概要
クトゥルフ神話(技能)は、「クトゥルフ神話に関連する出来事に対して思い出すことができるか、気づけるかを判断するときに使用できます」[1]という特殊な技能である。「この技能ロールに成功することで、クトゥルフ神話について何か事実を思い出したり、クトゥルフ神話生物の痕跡を見つけた時であれば技能ロールの成功で、その痕跡を残した神話生物が何かわかり、その能力や特徴について推測することができます」[1]とされる。他の技能と決定的に異なるのは、「クトゥルフ神話技能は6版・7版関係なく初期値は0%であり、キーパーが認めない限りはキャラクター作成時に職業技能ポイントや個人的な興味関心のポイントを割り振ることはできません」[1]という点――探索者は原則としてこの技能を最初から持っていない。
正気度との関係
「クトゥルフ神話技能のポイントが上昇し成長するときは必ず正気度の損失が伴います」[1]。他の技能が経験によって伸びていくのに対し、クトゥルフ神話技能は正気度を犠牲にしてしか伸びない、代償のある技能である。「クトゥルフ神話技能の理解は発狂する引き金を引くことになります」[1]とされ、この技能の高さそのものが、探索者が神話的な真実にどれだけ近づいてしまったかを示す指標にもなっている。
オカルトとの違い
「魔道書と似たようなものにオカルト関連書物がありますが、これらではクトゥルフ神話技能を得ることはできません」[1]。現実の魔術・伝承を扱うオカルト技能と、旧支配者や外なる神といった神話固有の知識を扱うクトゥルフ神話技能とは、明確に別物として扱われる。
第6版と第7版での違い
魔道書を読んだ際の技能上昇の機会が版によって異なる。「一つの魔道書は7版では最初の読書で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMIと、魔道書の完全なる研究で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMFがあり、2回技能上昇の機会があります。6版では1回しか上げることはできませんが、総量は6版7版同じです」[1]。最終的に得られる技能ポイントの総量は変わらないが、7版のほうが上昇のタイミングが細かく分かれている。
実例・用例
- 現場に残された痕跡から、それを残した神話生物の正体を推測する[1]。
- 禁断の魔道書を読み進め、神話に関する事実を思い出す[1]。
- 魔道書の最初の通読でCMIを、完全な研究でCMFを、それぞれ得る(7版)[1]。
- 技能が上昇するたび、代償として正気度を失う[1]。
出典
- [1] 「クトゥルフ神話技能は6版・7版関係なく初期値は0%であり、キーパーが認めない限りはキャラクター作成時に職業技能ポイントや個人的な興味関心のポイントを割り振ることはできません」「クトゥルフ神話技能ではクトゥルフ神話に関連する出来事に対して思い出すことができるか、気づけるかを判断するときに使用できます」「クトゥルフ神話技能のポイントが上昇し成長するときは必ず正気度の損失が伴います」「クトゥルフ神話技能の理解は発狂する引き金を引くことになります」「魔道書と似たようなものにオカルト関連書物がありますが、これらではクトゥルフ神話技能を得ることはできません」「一つの魔道書は7版では最初の読書で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMIと、魔道書の完全なる研究で得られるクトゥルフ神話技能ポイントであるCMFがあり、2回技能上昇の機会があります。6版では1回しか上げることはできませんが、総量は6版7版同じです」 ― 「クトゥルフ神話技能とは」TRPG JAPAN ↩
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