本記事は導入までの紹介でネタバレはありません。
概要
「死者のストンプ」(原題: Dead Man Stomp)は、Chaosium社の新クトゥルフ神話TRPG第7版『Call of Cthulhu Starter Set』に収録されている、3本目にして最後のグループ用シナリオである。1920年代ハーレムのジャズシーンを舞台にした都市型の入門シナリオで、日本語版は『新クトゥルフ神話TRPG スタートセット』(KADOKAWA)に収録されている。作中には1920年代アメリカにおける人種差別についての解説も含まれる。
基本情報
- プレイ人数: 探索者最大5人+キーパー1人(スタートセット標準の想定人数)
- 舞台: 1920年代アメリカ・ハーレム。スピークイージー「スモールズ・パラダイス」を起点に、葬儀場や墓地なども舞台になる
- プレイ時間: 目安1〜2セッション
- 初心者適性: スタートセット収録の3本目(最終)の入門シナリオ。時代背景の解説付き
- 日本語版収録: 『新クトゥルフ神話TRPG スタートセット』(KADOKAWA)
どんなシナリオか
物語は、探索者たちがハーレムの人気スピークイージー「スモールズ・パラダイス」で一夜を過ごしているところから始まる。同席していた人物が巻き込まれる不穏な事件をきっかけに、探索者たちはジャズと禁酒法時代のギャング抗争が渦巻くハーレムの街へと踏み出していくことになる。舞台にはジャズクラブのほか葬儀場や墓地も登場し、都会的な猥雑さと不気味さが同居する雰囲気が持ち味。スタートセットの前2作の古典的な怪異譚とは異なる、ジャズエイジらしい都市の陰影を体験できる一本として設計されている。
こんな人におすすめ
スタートセットの他のシナリオを遊び終え、少し毛色の違う都市型の一本に挑戦したいグループに向いている。複数人での初セッションにも扱いやすい。1920年代のジャズやギャング抗争といった時代背景に興味がある人、怪異だけでなく人間同士の緊張関係も味わいたい人におすすめできる。
収録先と遊び方
日本語版は『新クトゥルフ神話TRPG スタートセット』(KADOKAWA)に収録されており、同書の他のシナリオと合わせて段階的に遊べる構成になっている。初めてキーパーを務める場合は初キーパーガイドを、ルール自体が初めての場合はクイックスタート・ルール(悪霊の家)から触れておくと進行がスムーズになる。関連記事はTRPGカテゴリにまとめている。