概要
回避(Dodge)は、「探索者が近接武器で攻撃された時や投げつけられた物を躱すことを可能にします」[1]という防御系の技能である。「ただし見ることができるもののみであるため、死角からの攻撃に対しては回避を行うことはできません」[1]という制限があり、不意打ち・背後からの攻撃には無力である点に注意が必要。
第6版と第7版での違い
回避は、初期値の算出方法と使用回数の制限の両方が版によって大きく異なる技能である。
- 初期値の算出――6版は「DEX×2で算出」し、初期値の幅は6~36%[1]。7版は「DEXの半分(切り捨て)を使用」し、初期値の幅は7~45%[1]。同じDEXの探索者でも、版によって回避の初期値は変わる。
- 6版の使用制限――「6版では回避は1ラウンドに1回しか行えません。そのため一度回避するとそのラウンドでは回避ができず、受け流しを使って切り抜ける必要があります。また回避を行う場合はそのラウンドで攻撃することができません」[1]。回避を選ぶこと自体が、そのラウンドの行動を防御に絞る選択になる。
- 7版の使用制限と対抗ロール――「7版では回避は戦闘ラウンドで何回でも行えますが各攻撃に対して1回だけという制限があります」[1]。「回避を選択した場合攻撃側スキルと回避スキルによる対抗ロールが行われ、回避の場合は同じ成功度であった時は回避が成功します」[1]――通常の対抗ロールでは同着の場合1d100の出目勝負になるが、回避に限っては同成功度なら回避側が勝つという有利な特例になっている。
よくある勘違い
Q. 見えない方向からの攻撃にも回避を使える?
A. いいえ。回避は「見ることができるもののみ」[1]が対象で、死角や背後からの奇襲には適用できない。不意打ちを警戒するなら、回避そのものよりも〈目星〉や〈聞き耳〉で事前に察知することが前提になる。
実例・用例
- 目の前に踏み込んできた相手の拳を、身をよじって躱す[1]。
- 投げつけられた瓶や石を横に飛び退いて避ける[1]。
- 6版のルールで、回避を選んだラウンドは反撃を諦めて防御に専念する[1]。
- 7版のルールで、1回の攻撃に対して回避を宣言し、攻撃側の技能値と対抗ロールを行う[1]。
- 物陰から不意に飛びかかられた場合は、回避が適用されず直接ダメージを受ける[1]。
出典
- [1] 「探索者が近接武器で攻撃された時や投げつけられた物を躱すことを可能にします。ただし見ることができるもののみであるため、死角からの攻撃に対しては回避を行うことはできません」「6版:DEX×2で算出、初期値の幅は6~36%」「7版:DEXの半分(切り捨て)を使用、初期値の幅は7~45%」「6版では回避は1ラウンドに1回しか行えません。そのため一度回避するとそのラウンドでは回避ができず、受け流しを使って切り抜ける必要があります。また回避を行う場合はそのラウンドで攻撃することができません」「7版では回避は戦闘ラウンドで何回でも行えますが各攻撃に対して1回だけという制限があります」「回避を選択した場合攻撃側スキルと回避スキルによる対抗ロールが行われ、回避の場合は同じ成功度であった時は回避が成功します」 ― 「回避とは」TRPG JAPAN ↩
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