概要
聞き耳(Listen)は、「忍び寄る微かな音を聞き取ることができ、危険を前もって避けることもできます」[1]という、聴覚による探知を担う技能である。〈目星〉が視覚による探知であるのに対し、聞き耳は「ノイズの中の特定の音を聞き分けたり、音を聞き取るためのもの」[1]で、「ドアを挟んだ向こう側に人がいるかを確認したり、線路に耳を当てて震動音で列車の接近を感じ取ったり」[1]という場面で使われる。
判定の基本 ― 初期値と使用場面
聞き耳の初期値は20%。「初期値20%で行う探索者もいます」[1]とされる。実際の使用場面として、財布を狙う男の接近をキャラクターが聞き耳で察知しようとする例が紹介されている[1]――足音や衣擦れの音といった、視覚に頼らない気配の察知が典型的な用途である。
対抗ロールで振られやすい技能
「聞き耳は隠密(忍び歩き)に気づくことができます」[1]とされ、足音を殺して移動しようとする相手の〈隠密〉技能が、聞き耳にとっての主な対抗相手になる。7版では6版の〈忍び歩き〉が隠密に統合されているため、対抗する相手の技能値は隠密一本で管理される。
よくある勘違い
Q. 聞き耳は目星の下位互換?
A. いいえ。目星と聞き耳は感覚器官が異なるだけで優劣関係にはない。壁の向こうの気配、暗闇での接近、視界に入らない場所からの物音など、目星では判定できない場面で聞き耳が本領を発揮する。両方を高い値にしておくことで、視覚・聴覚どちらの手がかりも取りこぼしにくくなる、という補完関係にある。
実例・用例
- ドアの向こう側に人がいるかどうかを、物音で確かめる[1]。
- 線路に耳を当て、震動音から列車の接近を感じ取る[1]。
- 暗闇の中、忍び寄る誰かの足音に気づく[1]。
- 雑踏の中で、こちらに近づいてくる不審な人物の気配を察知する[1]。
- 隠密行動中の相手(忍び歩き)に、物音から気づく(隠密との対抗ロール)[1]。
出典
- [1] 「忍び寄る微かな音を聞き取ることができ、危険を前もって避けることもできます」「ノイズの中の特定の音を聞き分けたり、音を聞き取るためのもの」「ドアを挟んだ向こう側に人がいるかを確認したり、線路に耳を当てて震動音で列車の接近を感じ取ったり」「初期値20%で行う探索者もいます」「聞き耳は隠密(忍び歩き)に気づくことができます」 ― 「聞き耳とは」TRPG JAPAN ↩
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