「Tentaclescape」は、海外の個人制作者Feydkin氏がitch.ioで無料公開しているパズルゲームです。プレイヤー自身が旧支配者クトゥルフを操作し、モンスターハンターに頭を箱で閉じ込められた状態から、箱を触手でいっぱいにして脱出を目指すというユニークな設定の作品です。ブラウザ上で無料プレイでき、ダウンロード不要ですぐに試せます。
作品概要
| 作者/サークル | Feydkin(プログラム)、Jaylus/roman hyacinths(アート) |
|---|---|
| 種別 | パズル |
| 配布 | itch.io(無料) |
| 対応環境 | ブラウザ(HTML5) |
登場する神話要素と神格の扱い
配布ページの説明文には「プレイヤーはCthulhu(Great Old One)、カルト的崇拝の対象であり、計り知れないほど恐ろしい存在」と明記されています。プレイヤーキャラクターそのものがクトゥルフであり、旧支配者という肩書きも明記されている、神格そのものを主役に据えた珍しいタイプの作品です。
内容と見どころ
配布ページによれば、本作は全76面のパズルレベルを収録し、ヴィンテージパッケージにインスパイアされたオリジナルの2Dアートと雰囲気のある音楽・効果音が特徴とされています。モンスターハンターが次々と投げつけてくる箱を、触手で満たして割っていくという、恐怖ではなくコミカルなパズルとしてクトゥルフを描いている点がユニークです。音楽はTim Beek氏とJordan Winslow氏、効果音はSidearm Studiosが担当しており、配布ページ上での評価は5点満点中4.5と高い評価を得ています。アートを手がけたJaylus(roman hyacinths)氏によるヴィンテージ風のパッケージデザイン風グラフィックも、本作ならではの見どころの一つです。
世間への影響と神格への親しみやすさ
クトゥルフという神格自体を、恐怖の対象ではなく操作可能なコミカルなキャラクターとして描く手法は、海外インディーゲーム特有の親しみやすいクトゥルフ像を示す例といえます。パズルというジャンルの手軽さもあり、クトゥルフという名前だけは知っているという層が気軽に触れられる入り口になっています。日本語の解説記事を通じてこうした海外作品に触れることも、クトゥルフ神話への親しみを広げる一つの方法といえます。プログラミングとアートで分業する制作体制がクレジットに明記されている点も、海外インディーゲームらしい特徴です。
こんな人におすすめ
- クトゥルフをコミカルに描いた作品に興味がある人
- 箱詰め系のパズルゲームが好きな人
- 海外のクトゥルフ神話系インディーゲームを探している人
- 高評価のブラウザパズルゲームを探している人
配布先(無料)
『Tentaclescape』(無料)
※配布状況は執筆時点(2026年7月)のものです。二次配布はできません。必ず公式配布ページから入手してください。

