ロバート・ブレイクは、H・P・ラヴクラフトが1935年11月に執筆し、1936年12月号の《ウィアード・テイルズ》誌に発表した短編「闇をさまようもの」の主人公です。この人物は、ラヴクラフトと文通していた若き作家ロバート・ブロックをモデルにしたもので、ブロックが自作でラヴクラフトを思わせる人物を死なせたことへの、いわば返礼として書かれました。物語ではプロヴィデンスに暮らすオカルト趣味の作家ブレイクが、フェデラル・ヒルの廃教会に隠された「輝くトラペゾヘドロン」と、それを崇めていた「星の智慧派」教団の秘密に触れてしまい、暗闇に潜む存在を呼び覚ましてしまいます。
やがて嵐の夜、ブレイクは教会の方角を凝視したまま息絶えているのが発見され、その手記には迫り来る何かへの恐怖が記されていました。作中で言及されるブレイクの著作の数々は、実在するブロックの作品と対応しています。
関連語: 闇をさまようもの、H・P・ラヴクラフト



