『忘却の淵』は、ふりーむ!で無料配布されているブラウザ対応の探索ホラーゲームです。配布ページによれば、クトゥルフ神話TRPGのシナリオを原作にした作品で、記憶を失った主人公が血の滴る施設の中を彷徨いながら真実を探っていく内容になっています。原作となったTRPGシナリオも作者サイトで公開されているとのことです。
作品概要
| 作者/サークル | あ行。 |
|---|---|
| 種別 | アドベンチャー(探索ホラー) |
| 配布 | ふりーむ!(無料) |
| 対応環境 | Webブラウザ |
登場する神話要素と神格の扱い
本作はクトゥルフ神話TRPGのシナリオがもとになっており、更新履歴では「SAN値減少演出」の追加にも触れられています。正気度(SAN値)はクトゥルフ神話TRPGの根幹をなすルールで、探索者が恐ろしい真実に触れるほど精神が摩耗していく仕組みを表す概念です。本作でもこの発想を踏まえた演出が加えられており、TRPG由来のフリーゲームらしい味付けになっています。理解を超えた出来事に翻弄される展開は宇宙的恐怖(コズミックホラー)の系譜に連なるものと言えるでしょう。
内容と見どころ
配布ページによれば、プレイ時間は30分程度で、エンディングはトゥルー・ノーマル・バッドの3種類が用意されています。戦闘やレベルアップはなく、施設内を調べて手がかりを集めながら進行するタイプの探索ゲームです。腐敗した死体や流血表現などグロテスクな描写が含まれるため、対象年齢はAGE15+に設定されています。難易度は高くなく、調べながら進めばエンディングにたどり着ける作りとのことです。原作となったTRPGシナリオも作者サイトで公開されており、ゲーム版を先に遊んでから原作シナリオを読み比べるという楽しみ方もできます。公開後もスペルミスの修正やSAN値減少演出の追加など、細かなアップデートが重ねられてきた点にも作者の丁寧な姿勢がうかがえます。
世間への影響と神格への親しみやすさ
TRPGのシナリオをそのまま体験できる形に落とし込んだフリーゲームは、卓を囲む機会がない人でもクトゥルフ神話TRPGの雰囲気に触れられる貴重な入り口です。正気度という仕組みを実際に画面上の演出として体感できることで、ルールブックを読むだけでは掴みにくい感覚を、無料かつ短時間で味わえる点に価値があります。
こんな人におすすめ
- クトゥルフ神話TRPGのシナリオがどんな雰囲気か体験してみたい人
- 短時間で遊べる探索ホラーを探している人
- 正気度(SAN値)の概念に興味がある人
配布先(無料)
『忘却の淵』(無料)
※配布状況は執筆時点(2026年7月)のものです。二次配布はできません。必ず公式配布ページから入手してください。

