TRPG — Shadows of Yog-Sothoth

ヨグ=ソトースの影

ルルイエ浮上を企む教団と世界を股にかけて戦う、Call of Cthulhu初の大型キャンペーン。

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概要

『Shadows of Yog-Sothoth』は、Chaosiumが1982年に刊行したクトゥルフの呼び声TRPG初のキャンペーン・サプリメントです。世界各地を舞台とする7章構成の連作キャンペーンに、独立シナリオ2本を加えた72ページのソフトカバーとして出版され、2004年には第6版対応の改訂第2版が刊行されました。日本ではホビージャパンから『ヨグ=ソトースの影』の題で翻訳出版されましたが、現在は絶版となっています。

クトゥルフ神話との関係

探索者たちが追うのは、秘密結社「銀の黄昏」錬金術会の世界規模の陰謀です。教団の目的は太平洋の海底に沈むルルイエを浮上させ、幽閉されたクトゥルフを解放して人類を滅亡させること。題名に冠されたヨグ=ソトースの名が象徴するとおり、ラヴクラフト作品の核心的な神話要素を、世界各地を巡る一連の冒険へと編み上げています。

独自の要素・原典との違い

7本のシナリオを「人類を救う世界規模のキャンペーン」として連結した構成は当時としては画期的で、調査を重ねるごとに教団の計画の核心へ迫っていく「オニオンスキン(玉ねぎの皮)型キャンペーン」の先駆けと評価されています。友好的な紳士クラブに迎え入れられ、後にその正体に気づくという導入も特徴的です。本作が開いた道は、のちの『マスクス・オブ・ナイアーラトテップ』など大型キャンペーンの伝統へと受け継がれました。

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