教団 — STARRY WISDOM SECT

スターリー・ウィズダム教団

原典

プロヴィデンスの旧フリー・ウィル教会を本拠に、輝くトラペゾヘドロンを介して「闇に住まうもの」を崇拝した秘密教団。1877年、暴徒と警察により強制的に解散させられた。

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概要

プロヴィデンスの連邦丘(フェデラル・ヒル)にある旧フリー・ウィル教会を本拠とした秘密教団。エジプトから帰国した考古学者イーノック・バウエン教授が1844年5月に同地を購入して設立したとされ、輝くトラペゾヘドロンを用いて「闇に住まうもの」を召喚・崇拝したとされる。1877年、地元住民と警察の実力行使により教会は閉鎖され、教団も表向きは解体された。

基本プロフィール

  • 分類: 教団(秘密結社)
  • 欧文表記: STARRY WISDOM SECT
  • 初出・出典: The Haunter of the Dark(1936年発表)

由来と歴史 / 詳細設定

作中に登場する新聞記者ロバート・ブレイクの覚書によれば、教団は1844年にエジプトから帰国したばかりのイーノック・バウエン教授が旧フリー・ウィル教会を購入して設立したとされる。同年12月にはバプテスト派の牧師ドロウン師が説教でこの教団を非難した記録が残るとされ、1849年には教区民フランシス・X・フィーニーが教団に加わったとする臨終の告白が伝わっているという。教団員たちはエジプトの遺跡で発見されたとされる金属の箱に収められた「輝くトラペゾヘドロン」を用いれば、天国や他の世界を見ることができ、「闇に住まうもの」がその力によって秘密を教えてくれると信じていたとされる。1877年、教会は閉鎖に追い込まれ、以後1893年に記者エドウィン・M・リリブリッジが同教会を調査した後に失踪する事件が起きるまで、教会には誰も足を踏み入れなかったとされる。

性質と影響

考古学的な探求心から発する知的好奇心が、いかにして破滅的な信仰へと転じるかを描く教団として位置づけられる。実在の都市プロヴィデンス(ラヴクラフト自身の故郷)を舞台とし、都市の中に潜む「見えない歴史」という恐怖の類型を示す好例とされる。

関連する用語

輝くトラペゾヘドロンニャルラトホテプ、闇に住まうもの

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