ゲーム — Alone in the Dark

アローン・イン・ザ・ダーク

ギネス認定「世界初の3Dサバイバルホラー」。クトゥルフ神話を下敷きにした1992年の金字塔。

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概要

『アローン・イン・ザ・ダーク』は、フランスのInfogramesが1992年にMS-DOS向けに発売した3Dアドベンチャーで、デザインはフレデリック・レイナルが手がけました。「世界初の3Dサバイバルホラー」としてギネス世界記録に認定され、後の『バイオハザード』シリーズにも影響を与えたとされる記念碑的作品です。日本ではPC-9801版やFM TOWNS版などのPC版に加え、1994年10月7日にポニーキャニオンから3DO版が発売されました。2024年3月20日には設定を再構築したリメイク版も登場しています。

クトゥルフ神話との関係

舞台は1920年代ルイジアナの屋敷「デルセト」。プレイヤーは探偵エドワード・カーンビーか姪エミリー・ハートウッドとなり、当主ジェレミー・ハートウッドの自殺の謎を探ります。屋敷の書庫にはネクロノミコンや『妖蛆の秘密』といった魔導書が収められ、深きものども夜鬼・クトーニアンなど神話の怪物が敵として現れ、劇中ではクトゥルフの名も言及されます。カーンビーの姓はクラーク・アシュトン・スミス『魔道士の帰還』の登場人物に由来します。

独自の要素・原典との違い

レイナルは3Dアニメーションへの関心とホラー映画への愛着から本作を構想し、クトゥルフ神話にダリオ・アルジェントやジョージ・A・ロメロ風の映画的演出を重ねました。3Dキャラクターを2D背景画に固定カメラで映す手法は技術的制約を克服するための発明で、後のサバイバルホラーの基本文法となります。特定の原典の物語化ではなく、神話の書物や怪物を素材に独自の怪奇譚を構築した点が特徴で、その影響はクトゥルフ神話ゲームの系譜に連なる後続作品群へと受け継がれました。

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