教団 — ESOTERIC ORDER OF DAGON

エソテリック・オーダー・オブ・ダゴン

原典

インスマスの旧フリーメイソン会館を本拠とする秘密教団。フリーメイソンに取って代わり町の全てを支配し、深きものどもとの契約を執り行う。

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概要

インスマスの町を実質的に支配する秘密教団。作中では「東方から一世紀前に持ち込まれた、堕落した半異教的なもの」と説明され、町の漁業が枯渇しかけていた時期に持ち込まれ、その後の異常な豊漁とともに急速に勢力を広げた。旧フリーメイソン会館(ニュー・チャーチ・グリーンの柱廊付きの建物)を本拠地とし、フリーメイソンに完全に取って代わった。

基本プロフィール

  • 分類: 教団(秘密結社)
  • 欧文表記: ESOTERIC ORDER OF DAGON
  • 初出・出典: インスマスの影(1936年発表)

由来と歴史 / 詳細設定

作中の伝承によれば、船長オベド・マーシュが太平洋の島々との交易の過程で持ち帰った信仰とされ、教団創設とともに町の教会をも次々と傘下に収めていった。教団の会員たちは特異な祭服と、後にランドルフ・カーター一族の遺品にも似た宝冠(ティアラ)を身につけるとされ、地元の教会(バプテスト教会・組合教会)も表向きの教義を保ちながら実際には教団の異形の儀式を行うようになったと語られる。教団の本拠地であるダゴン会館は、町の外部からの訪問者にとって近づくべきでない「禁域」として描かれ、深きものどもとの婚姻・不老不死の契約を仲介する場として機能している。

性質と影響

表向きは宗教結社の体裁を取りながら、実態は深きものどもとの混血・契約を町全体に強制する装置として機能する。フリーメイソンという実在の友愛結社の建物・組織構造を乗っ取る形で描かれる点は、閉鎖的な地方コミュニティが外部から侵食されていく恐怖を象徴的に表現している。

関連する用語

インスマス、深きものども、デビル・リーフ、オベド・マーシュ

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