概要
ラヴクラフト「蕃神」の舞台となる、夢の国(ドリームランド)の霊峰。ハテグの町から石の荒野を隔てた彼方に、「静寂の神殿に立つ石像のように」聳える[1]。かつて地球本来の神々が住まいとした山であり、神々が去った後の今も、月夜には雲の船で舞い戻って山肌で踊るとされる[2]。学者バルザイがこの山に登り、地球本来の神々の姿を見た直後、それを守護する蕃神の怒りに触れて空へと消えた顛末で知られる。
原典での描写
石の砂漠の山と麓の村ハテグ
ハテグ=クラは、その名の由来となった麓の町ハテグを越えた石の荒野の彼方に、「静寂の神殿に立つ石像のように」聳える山として描かれる[1]。峰にたなびく霧は「神々の記憶」であるとされ、地球本来の神々がこの山に住んでいた在りし日を懐かしんで漂うのだという[14]。地球本来の神々は今も、澄んだ月の下でしばしば雲の船に乗ってこの山を訪れ、頂で在りし日をしのんで踊りながら斜面に淡い霧を落とす[2]。
バルザイとアタルの登攀
学者バルザイは、神々についての自らの深い知識さえあれば怒りから身を守れると信じ、神々がそこにいると見込んだ夜を選んでハテグ=クラの頂へ登ることを決意する。弟子のアタルは宿屋の息子に過ぎず時に怯えを見せる若者だったが、領伯の血を引くバルザイのほうは迷信を持たず、怯える小作人たちを笑い飛ばすばかりであった[15]。二人は村人たちの祈るような制止を振り切ってハテグを発ち、石の荒野を越えて13日目に山の寂しい麓へたどり着く[3]。そこからバルザイは、『ナコト写本』に恐れとともに名を残すサンス以来誰も登ったことのない斜面を臆せず先導し、岩がちで裂け目や崖、落石にみちた道を登っていった[16]。頂が近づくと、アタルより先を行くバルザイは霧の向こうから「私は神々の声を聞いた!ハテグ=クラで浮かれ騒ぐ地球本来の神々の歌声を聞いたのだ! […] このバルザイが、誇り高き神々、秘められた神々、人の目を逃れる地球本来の神々を見てみせよう!」という歓喜の叫びをあげた[17]。
頂での出来事と残された痕跡
山頂で月食が始まったとき、バルザイが本当に相対することになるのは、地球本来の神々を守護する蕃神そのものである。下の雪原にとどまるアタルの耳に、霧の向こうからバルザイの声だけが届く。「月は暗く、神々は夜に踊っている。恐怖が空にあるのだ、人の書にも地球本来の神々の書にも予言されなかった月食が月の上に降りたのだから。[…] ハテグ=クラには得体の知れぬ魔法がある。怯えた神々の悲鳴は哄笑に変わり、氷の斜面はどこまでも黒い天へと立ち上っていく」[18]。そして「おお!おお!ついに!薄明かりの中に地球本来の神々の姿が見える! […] 蕃神だ!蕃神だ! […] 慈悲深き地球本来の神々よ、私は空へ落ちていく!」という最後の絶叫を残し、バルザイの声は途絶える[4]。この直後、平地の実直な小作人たちと、ハテグ・ニール・ウルタールの誠実な町の有力者たちを叩き起こす雷鳴が轟き、人々は雲の切れ間に、いかなる書にも予言されていなかったその月食を見た[19]。
月が戻ったとき、アタルは山の低い雪原で無事であり、地球本来の神々の姿も蕃神の姿も目にすることはなかった。バルザイの姿は二度と見つからず、聖なる神官アタルは、その魂の安息を祈るよう説き伏せられることは、ついになかった[11]。捜索の末、山頂の裸岩には50キュービットにもおよぶ、『ナコト写本』の学者たちが見出したのと同じ様式の、奇怪でキュクロペス的な符号が刻まれているのが見出された[5]。今日に至るまでウルタール・ニール・ハテグの人々は月食を恐れ、蒼白い霧が山頂と月を隠す夜には祈りを捧げるといい、それでも地球本来の神々は安全を知り、カダスから雲の船に乗って、在りし日と同じようにこの山の霧の上で踊りに来るのだという[20]。
「未知なるカダスを夢に求めて」(1926年秋?〜1927年1月22日執筆)
「未知なるカダスを夢に求めて」では、主人公ランドルフ・カーターがウルタールの神殿を訪ね、「石の荒野にある禁断の峰ハテグ=クラに登り、生きて戻ってきた」長老アタルその人から神々の話を聞く場面で、ハテグ=クラの名が挙がる[21]。別の場面では、姿を見せぬ何者かの声がランドルフ・カーターに、「賢者バルザイが、月光の下で雲の上に踊り吠える大いなる神々を見ようとハテグ=クラに登ったとき、彼は二度と戻らなかった。蕃神がそこにいて、彼らは当然のことをした」と語りかけ、未知なるカダスを目指したツェニグ・オヴ・アフォラトの末路とともに、先人の失敗として振り返る[21]。カーターがアタルから聞いた話の中でも、「アタルの道連れであったバルザイ・ザ・ワイズは、既知の山であるハテグ=クラに登っただけで、悲鳴とともに空へ引きずり込まれたのだった」と、簡潔に触れられている[12]。
他作品での言及
「霧の中の奇妙な高屋敷」(1926年11月9日執筆)では、名前が挙がるのみだ。過去を懐かしむ老人の語りの中で、「まだ蕃神だけが、スカイ川の彼方、ウルタール近くの石の荒野にあるハテグ=クラの頂へ踊りに来ていた頃」という、遠い神々の時代を示す一節に、位置を示す目印として登場するにとどまる[22]。
基本プロフィール
- 分類: 地名(霊峰)
- 欧文表記: HATHEG-KLA
- 初出・出典: 「蕃神」(The Other Gods、1921年8月14日執筆/1933年11月、アマチュア誌『ファンタジー・ファン』にて発表)
- 地理設定: ハテグの町から石の荒野を13日歩いた先にそびえる山
由来・モデル
ハテグ=クラは夢の国(Dreamlands)の山であり、現実の地球上の特定地点をモデルとした設定ではない。ラヴクラフト自身がこの夢の国連作をどう位置づけていたかを示す書簡は、当サイトでは本文を確認していない。
歴史・年表
物語本編で語られる出来事は以下の通り。
- サンスの登頂(世界の若き日): 『ナコト写本』には、賢者サンスが世界がまだ若かった頃にハテグ=クラへ登ったが、そこに見出したのは「言葉なき氷と岩」のみであったという、さらに古い記録が残されている[13]。
- 神々の移住: 地球本来の神々はかつてハテグ=クラの山上に住まっていたが、人間が石と雪の斜面を登ってくるたびに、より高い山へと追われ、ついには秘境カダスへ移り住んだ[2]。
- バルザイとアタルの登山: 学者バルザイは、迷信を退けて地球本来の神々をこの目で見ようと、弟子アタルを伴いハテグの町を発つ。二人は村人たちの制止を振り切って石の荒野へ踏み出し、13日をかけて山の麓へたどり着いた[3]。
- 月食の夜、山頂にて: 月食の夜、山頂に達したバルザイは、ついに地球本来の神々が踊る姿を目にし、歓喜の叫びをあげる。しかし直後、神々を守護する蕃神そのものの気配に包まれ、「地球の神々よ、慈悲を!私は空へ落ちていく!」という最後の絶叫を残して姿を消した[4]。
- アタルの下山: 弟子アタルは山の低い雪原にとどまっていたため、地球本来の神々の姿も蕃神の顕現も直接には目にせずに済み、無事に下山した。それでいてアタルは、以後生涯にわたって師バルザイの魂の安息を祈ることを頑として拒み続けたという[11]。
- 山頂の記号の発見: バルザイの登山の後、山頂の裸岩には50キュービット(約23メートル)にもおよぶ、『ナコト写本』の学者たちが読み解いたのと同じ様式の、奇怪でキュクロペス的な符号が刻まれているのが見出された[5]。
性質・特徴
ハテグ=クラの山頂に絶えず漂う物悲しい霧は、「神々の記憶」であるとされる。地球本来の神々がこの山に住んでいた在りし日を懐かしみ、月の澄んだ夜には雲の船に乗って舞い戻り、山肌に淡い霧を落としながら踊る、という一節が原文にある[1][2]。物語は同時に、地球本来の神々が「かつては人間が姿を見せても許していたが、今では厳しくなり、人間が来ることも、来た者が立ち去ることも許さない」と、神々の性格の変化にも触れており、単なる幻想的な山岳描写にとどまらず、人間が神域を侵すことへの畏怖を描く一編としての性格を持つ。
関連する人物・存在
- バルザイ(Barzai the Wise): 領伯の子にして博識の学者。地球本来の神々を目にしようとハテグ=クラに登り、蕃神の怒りに触れて姿を消した。
- アタル(Atal): バルザイの若き弟子。「ウルタールの猫」にも登場する神官で、ハテグ=クラでは山の低い雪原にとどまり難を逃れた。
- ウルタール: バルザイの弟子アタルが後に神官として関わる、同じ夢の国の町。「未知なるカダスを夢に求めて」ではハテグ・ニールと並び、ハテグ=クラを目指す旅人たちの通過点としても言及される。
- カダス: 地球本来の神々がハテグ=クラを去った後に移り住んだとされる秘境。「未知なるカダスを夢に求めて」で主人公ランドルフ・カーターが目指す先でもある。
主要登場作と読みどころ
- 「蕃神」(The Other Gods、1921年執筆/1933年発表): 本作そのもの。中心となる原典。バルザイの傲慢とも取れる知への渇望が、蕃神という原文でも正体を明かされない存在への畏怖によって覆される展開が読みどころ。
- 「未知なるカダスを夢に求めて」: 長編中、主人公ランドルフ・カーターの旅の途上で、バルザイが「ハテグ=クラという、知られた山に登っただけで」空へ悲鳴とともに引きずり込まれた顛末が振り返られる場面があり、ハテグ=クラは夢の国の地誌における警告地点として再言及される[12]。
よくある誤解
Q. ハテグ=クラは実在するどこかの山がモデルなのですか?A. いいえ。ハテグ=クラは夢の国(ドリームランド)という、現実の地球地理とは切り離された別位相の世界に位置する山として描かれており、現実世界の特定の場所との対応関係は原典に明記されていません。
Q. バルザイを空へ連れ去ったのは、地球本来の神々ですか、それとも蕃神ですか?A. 原文では、バルザイが目にして歓喜したのは地球本来の神々の踊りですが、彼を最終的に連れ去ったのはそれを守護する蕃神(Other Gods)であることが、バルザイ自身の最後の叫び「地球の神々よ、慈悲を!」から読み取れます。地球本来の神々自身が積極的にバルザイを罰したわけではなく、蕃神という別の存在がその境界侵犯に応じた、という構図です。
出典
- [1] “Hatheg-Kla is far in the stony desert beyond Hatheg, for which it is named, and rises like a rock statue in a silent temple.”(訳: 「ハテグ=クラは、その名の由来となったハテグの町を越え、遥か石の荒野の彼方にあり、静寂の神殿に立つ石像のように聳えている」) — H. P. Lovecraft, “The Other Gods”(1921年執筆/1933年発表), 公式アーカイブ ↩
- [2] “Often the gods of earth visit Hatheg-Kla in their ships of cloud, casting pale vapours over the slopes as they dance reminiscently on the summit under a clear moon.”(訳: 「地球本来の神々は、しばしば雲の船に乗ってハテグ=クラを訪れ、澄んだ月の下、山頂で在りし日をしのんで踊りながら、斜面に淡い霧を落とす」) — 同上 ↩
- [3] “Barzai and Atal went out of Hatheg into the stony desert despite the prayers of peasants…On the thirteenth day they reached the mountain’s lonely base.”(訳: 「バルザイとアタルは、村人たちの祈るような制止を振り切ってハテグを出て石の荒野へ向かった…13日目、二人は山の寂しい麓にたどり着いた」) — 同上 ↩
- [4] “Hei! Hei! At last! In the dim light I behold the gods of earth! […] The other gods! The other gods! […] Merciful gods of earth, I am falling into the sky!”(訳: 「おお!おお!ついに!薄明かりの中に地球本来の神々の姿が見える! […] 蕃神だ!蕃神だ! […] 慈悲深き地球の神々よ、私は空へ落ちていく!」) — 同上 ↩
- [5] “Graven in the naked stone of the summit a curious and Cyclopean symbol fifty cubits wide…like to one that learned men have discerned in those frightful parts of the Pnakotic Manuscripts.”(訳: 「山頂の裸岩には、50キュービットにもおよぶ奇怪でキュクロペス的な符号が刻まれていた…学者たちが『ナコト写本』の恐るべき断片の中に見出したものに似た符号である」) — 同上 ↩
- [11] “Atal was safe on the lower snows of the mountain without sight of earth’s gods, or of the other gods […] nor could the holy priest Atal ever be persuaded to pray for his soul’s repose.”(訳: 「アタルは山の低い雪原で無事であり、地球本来の神々の姿も蕃神の姿も目にすることはなかった […] そして聖なる神官アタルは、その(バルザイの)魂の安息を祈るよう説き伏せられることは、ついになかった」) — 同上 ↩
- [12] “Atal’s companion Barzai the Wise had been drawn screaming into the sky for climbing merely the known peak of Hatheg-Kla.”(訳: 「アタルの道連れであったバルザイ・ザ・ワイズは、既知の山であるハテグ=クラに登っただけで、悲鳴とともに空へ引きずり込まれたのだった」) — H. P. Lovecraft, “The Dream-Quest of Unknown Kadath”, 公式アーカイブ ↩
- [13] “Now it is told in the mouldy Pnakotic Manuscripts that Sansu found naught but wordless ice and rock when he climbed Hatheg-Kla in the youth of the world.”(訳: 「古びた『ナコト写本』には、世界がまだ若かった頃、サンスがハテグ=クラに登ったが、言葉なき氷と岩のほかは何も見出さなかったと伝えられている」) — H. P. Lovecraft, “The Other Gods”, 公式アーカイブ ↩
- [14] “Around its peak the mists play always mournfully, for mists are the memories of the gods, and the gods loved Hatheg-Kla when they dwelt upon it in the old days.”(訳: 「その頂の周りには霧が絶えず物悲しく漂う、霧とは神々の記憶だからであり、神々は在りし日にこの山に住んでいた頃、ハテグ=クラを愛していたのだ」) — 同上 ↩
- [15] “He believed that his great secret knowledge of gods could shield him from their wrath, so resolved to go up to the summit of high and rocky Hatheg-Kla on a night when he knew the gods would be there. […] Atal was only the son of an innkeeper, and was sometimes afraid; but Barzai’s father had been a landgrave who dwelt in an ancient castle, so he had no common superstition in his blood, and only laughed at the fearful cotters.”(訳: 「彼は、神々についての大いなる秘密の知識が彼らの怒りから身を守ってくれると信じ、神々がそこにいると知っている夜に、高く岩がちなハテグ=クラの頂へ登ろうと決意した。[…] アタルはただの宿屋の息子に過ぎず、時に怯えることもあったが、バルザイの父は古い城に住む領伯であったため、その血にありふれた迷信はなく、怯える小作人たちを笑うばかりであった」) — 同上 ↩
- [16] “led the way boldly up the slope that no man had scaled since the time of Sansu, who is written of with fright in the mouldy Pnakotic Manuscripts. The way was rocky, and made perilous by chasms, cliffs, and falling stones.”(訳: 「(バルザイは)古びた『ナコト写本』に恐れとともに記されたサンスの時代以来、誰も登ったことのない斜面を大胆に先導していった。道は岩がちで、裂け目や崖、落石によって危険にみちていた」) — 同上 ↩
- [17] “I have heard the gods! I have heard earth’s gods singing in revelry on Hatheg-Kla! […] Barzai will behold the gods, the proud gods, the secret gods, the gods of earth who spurn the sight of men!”(訳: 「私は神々の声を聞いた!ハテグ=クラで浮かれ騒ぐ地球本来の神々の歌声を聞いたのだ! […] このバルザイが、誇り高き神々、秘められた神々、人の目を逃れる地球本来の神々を見てみせよう!」) — 同上 ↩
- [18] “The moon is dark, and the gods dance in the night; there is terror in the sky, for upon the moon hath sunk an eclipse foretold in no books of men or of earth’s gods. […] There is unknown magic on Hatheg-Kla, for the screams of the frightened gods have turned to laughter, and the slopes of ice shoot up endlessly into the black heavens whither I am plunging.”(訳: 「月は暗く、神々は夜に踊っている。恐怖が空にあるのだ、人の書にも地球本来の神々の書にも予言されなかった月食が月の上に降りたのだから。[…] ハテグ=クラには得体の知れぬ魔法がある。怯えた神々の悲鳴は哄笑に変わり、氷の斜面はどこまでも黒い天へと立ち上っていく」) — 同上 ↩
- [19] “there resounded on Hatheg-Kla that terrible peal of thunder which awaked the good cotters of the plains and the honest burgesses of Hatheg and Nir and Ulthar, and caused them to behold through the clouds that strange eclipse of the moon that no book ever predicted.”(訳: 「ハテグ=クラの上に、平地の実直な小作人たちと、ハテグ・ニール・ウルタールの誠実な町の有力者たちを叩き起こしたあの恐ろしい雷鳴が轟き、彼らは雲の切れ間に、いかなる書にも予言されていなかったその奇妙な月食を見た」) — 同上 ↩
- [20] “Moreover, to this day the people of Ulthar and Nir and Hatheg fear eclipses, and pray by night when pale vapours hide the mountain-top and the moon. And above the mists on Hatheg-Kla earth’s gods sometimes dance reminiscently; for they know they are safe, and love to come from unknown Kadath in ships of cloud and play in the olden way, as they did when earth was new and men not given to the climbing of inaccessible places.”(訳: 「さらに、今日に至るまでウルタール・ニール・ハテグの人々は月食を恐れ、蒼白い霧が山頂と月を隠す夜には祈りを捧げる。そしてハテグ=クラの霧の上では、地球本来の神々が時おり在りし日をしのんで踊ることがある。彼らは自分たちが安全であることを知っており、世界がまだ新しく人間が近寄りがたい場所に登ろうとしなかった頃と同じように、未知なるカダスから雲の船に乗って戻り、遊ぶことを好むのだ」) — 同上 ↩
- [21] “the patriarch Atal, who had been up the forbidden peak Hatheg-Kla in the stony desert and had come down again alive. […] When Barzai the Wise climbed Hatheg-Kla to see the Great Ones dance and howl above the clouds in the moonlight he never returned. The Other Gods were there, and they did what was expected.”(訳: 「石の荒野にある禁断の峰ハテグ=クラに登り、生きて戻ってきた長老アタル。[…] 賢者バルザイが、月光の下で雲の上に踊り吠える大いなる神々を見ようとハテグ=クラに登ったとき、彼は二度と戻らなかった。蕃神がそこにいて、彼らは当然のことをした」) — H. P. Lovecraft, “The Dream-Quest of Unknown Kadath”, 公式アーカイブ ↩
- [22] “when only the other gods came to dance on the peak of Hatheg-Kla in the stony desert near Ulthar, beyond the river Skai.”(訳: 「まだ蕃神だけが、スカイ川の彼方、ウルタール近くの石の荒野にあるハテグ=クラの頂へ踊りに来ていた頃」) — H. P. Lovecraft, “The Strange High House in the Mist”(1926年11月9日執筆), 公式アーカイブ ↩






