概要
近接戦闘は、至近距離にいる相手に対して武器や体を用いて直接攻撃を行う技能全般を指す親技能である。素手による攻撃だけを扱う格闘(こぶし)とは異なり、近接戦闘は斧・格闘・絞殺ひも・チェーンソー・刀剣・フレイル・むち・槍という複数の専門分野をまとめて扱う枠組みである[1][2]。
初期値
この技能は専門分野ごとに初期値が決まっている[3]。
- 斧 … 15%
- 格闘 … 25%
- 絞殺ひも … 15%
- チェーンソー … 10%
- 刀剣 … 20%
- フレイル … 10%
- むち … 5%
- 槍 … 20%
6版との違い: 6版では〈こぶし(パンチ)〉〈キック〉〈頭突き〉〈組み付き〉〈マーシャルアーツ〉のように独立した技能だったものが、7版で〈近接戦闘〉の専門分野としてまとめられた。
使用場面 ― どんな場面で使うか
能動的な使用としては、探索者が携えている武器の専門分野を選んで攻撃を試みる場面が挙げられる。受動的な使用としては、不意に襲われた際に手近な得物を反射的に振るう場面などが考えられる。いずれも、探索者がどの専門分野を選んでいるかによって、扱いに慣れている武器の種類が変わってくる。
専門分野の選び方
近接戦闘は、斧/格闘/絞殺ひも/チェーンソー/刀剣/フレイル/むち/槍という8つの専門分野の中から選んで運用する[2]。探索者の経歴や入手しやすい武器に応じて、どの専門分野を伸ばすかを決めるとよい。なお素手での攻撃(格闘)を専門分野として選んだ場合の詳しい扱いは、格闘(こぶし)の記事を参照のこと。
6版と7版での違い
6版では、近接武器による攻撃手段が、斧・キック・組み付き・こぶし(パンチ)・サーベル・頭突き・青龍刀・節棍・杖・ナイフ・薙刀・日本刀・フェンシング・フレイル・マーシャルアーツ・むちといった形で、非常に多くの個別技能に分かれていた。7版ではこれらが「近接戦闘」という一つの技能に統合され、8つの専門分野から選ぶ方式に整理された[1]。特にマーシャルアーツは7版で技能としては廃止され、近接戦闘(格闘)へ統合されている。
よくある勘違い
Q. 近接戦闘と格闘(こぶし)は同じ技能?<br>A. 別物として扱う。近接戦闘は専門分野を選んで運用する親技能であり、格闘(こぶし)はその専門分野の一つ(素手の攻撃)を扱う技能である。
実例・用例
- 廃屋に立てかけてあった斧を手に取り、近接戦闘(斧)で振るう
- 儀式の場に踏み込み、携えていた刀剣を近接戦闘(刀剣)で構える
- 拘束のために持参した縄を、近接戦闘(絞殺ひも)として使う
- 農具の鎌を槍のように扱い、近接戦闘(槍)として応戦する
- 素手しかない状況で、近接戦闘(格闘)として対処する
出典
- [1] 「近くの敵を攻撃する手段で6版では細かく分かれています。7版では同系統はまとめられており、技能の選択が容易になっています。」― 「新クトゥルフ神話TRPGの技能一覧」TRPG JAPAN (https://trpg-japan.com/coc/coc-basic/cthulhu-mythos-trpg-skills-list) ↩
- [2] 「7版では近接戦闘技能に括られ、そのなかでの専門分野として様々な技能があります。」― 同上 ↩
- [3] 「新クトゥルフ神話TRPGの技能一覧」TRPG JAPAN (https://trpg-japan.com/coc/coc-basic/cthulhu-mythos-trpg-skills-list) ↩
次に読むなら
- 専門分野「格闘」(素手の攻撃)を詳しく知る → 格闘(こぶし)(Brawl)
- 遠距離武器の技能を知る → 射撃(Firearms)
- 用語集トップへ戻る → 用語集

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