概要
『Stygian: Reign of the Old Ones』は、Cultic Gamesが開発し1C Entertainmentが発売したインディーCRPGです。旧支配者が既に地上に現れ、世界の秩序が崩壊した「終わった後」の世界を舞台にしている点が最大の特徴で、パーティ制のターン制戦闘と会話分岐を軸に進行します。
クトゥルフ神話との関係
本作は「もし旧支配者がすでに勝利していたら」という仮定に立脚しており、原典が描く宇宙的無意味さと終末観を、ゲーム開始時点の前提条件としてそのまま世界設定に組み込んでいます。プレイヤーキャラクターの正気度は本作でも重要なリソースとして扱われ、狂気の進行がキャラクターの能力や選択肢に影響を与えます。
独自の要素・原典との違い
文章量が非常に多く、選択肢による分岐や職業(クラス)ごとの視点の違いを重視したナラティブ設計が特徴です。簡易平均評価は7.3/10程度で、緻密な文章とラヴクラフト作品への目配りは高く評価される一方、戦闘バランスや完成度の粗さについては賛否が分かれています。「派手なアクションではなく、読ませることで絶望感を伝える」タイプの作品といえます。


