概要
ラヴクラフト自身の作品での言及は「未知なるカダスを夢に求めて」における一度きりで、村人が正体不明の存在について尋ねられた際に身振りとして示すものとして触れられるにとどまり、形状の説明はない[1]。「木の枝に似た図形」「灰色の石に刻まれた記号」といった具体的な図像は、後世の設定によって付け加えられたものである。
基本プロフィール
- 分類: 概念
- 欧文表記: ELDER SIGN
- 初出・出典: 未知なるカダスを夢に求めて(1926–1927年執筆/1943年発表)
由来と歴史 / 詳細設定
ラヴクラフト自身の作品では『未知なるカダスを夢に求めて』で一度触れられるのみで[1]、『狂気の山脈にて』には「古の印」という語自体は登場しない。後世のオーガスト・ダーレスによる神話体系化や、クトゥルフ神話TRPGにおいて「五芒星の中心に一本の眼(または炎)が描かれたデザイン」として視覚化され、強力な魔除けとして広く知られるようになった。
性質と影響
絶望的な神話生物に対抗する唯一の、しかし限定的な物理的・視覚的盾として機能し、探索劇にサスペンスと防衛手段の駆け引きをもたらす。
関連する用語
防護呪文、古き神、五芒星、クトゥルフ神話TRPG
出典
- [1] “At another house, where people were stirring, he asked questions about the gods, and whether they danced often upon Lerion; but the farmer and his wife would only make the Elder Sign and tell him the way to Nir and Ulthar.”(訳: 「別の家では、人々が起きて動いていたので、彼は神々について、そして彼らがしばしばレリオンの上で踊るのかどうか尋ねた。だが農夫とその妻はただ古の印を作ってみせ、ニルとウルタールへの道を教えるばかりだった」) — H. P. Lovecraft, “The Dream-Quest of Unknown Kadath”(1926–1927年執筆/1943年発表), hplovecraft.com ↩






