魔道書

クタート・アクアディンゲン

ブライアン・ラムレイが創造した架空の魔道書。水にまつわる存在——深きものども、ウボ=サスラ、ゾス=オムモグなど——の召喚・鎮圧に特化した儀式書で、原典のパブリックドメイン作品には登場しない、ダーレス以降の後続作家による拡張設定にあたる。

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概要

『クタート・アクアディンゲン(Cthäat Aquadingen)』は、イギリスの作家ブライアン・ラムレイが創造した架空の魔道書で、1971年の短編「The Cyprus Shell」に初めて登場した。ラヴクラフト自身のパブリックドメイン作品には一度も登場しない、ラムレイによる後続の拡張設定である。

基本プロフィール

  • 分類: 魔道書
  • 欧文表記: Cthäat Aquadingen
  • 初出: ブライアン・ラムレイ「The Cyprus Shell」(1971年)
  • 作中の来歴: 西暦400年頃ドイツで成立したとされ、11〜12世紀頃のラテン語訳、1300年代の中英語訳など、複数の翻訳版が作中設定として存在する。

内容——水にまつわる存在への特化

ネクロノミコン』が広範な神話体系を扱う総合的な魔道書であるのに対し、『クタート・アクアディンゲン』は水に関連する存在の召喚・鎮圧に特化している点が特徴である。作中設定では、深きものども・ゾス=オムモグ・クトゥルフの落し子といった存在に加え、オスーム(Othuum)のようなより無名の存在についても言及するとされる。ツァトゥグァに関する儀式や、「第六のサトラッタ(Sixth Sathlatta)」と呼ばれる呪文、バグ=シャッシュを退ける呪文、「ナーチ=ティスの障壁(Barrier of Naach-Tith)」に関する記述も含むとされ、収録される儀式の一つは、術者自身の亡骸と死者の肉を喰らうことと引き換えに不死をもたらすと語られる。

位置づけ——ダーレス以降の拡張設定として

このサイトの分類でいえば、『クタート・アクアディンゲン』はラヴクラフト自身の原典(第1層)には属さず、ブライアン・ラムレイという後続作家による自由な追加創作(第2層)にあたる。『エイボンの書』『無名祭祀書』などラヴクラフト作品由来の魔道書とは出自が異なる点に注意したい。

出典

この魔道書はラヴクラフトのパブリックドメイン作品には登場しないため、原文からの引用は行わない。上記の内容は、ブライアン・ラムレイの創作設定を要約したものであり、詳細は以下の情報源を参照。

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