小説 — THE SHADOW OUT OF TIME

時間からの影

ミスカトニック大学の経済学教授ナサニエル・ウィンゲート・ピーズリーは、1908年の講義中に昏倒し、5年4か月13日ものあいだ別人格に入れ替わったまま生きたのち、正気を取り戻す。以後20年以上、太古の地球で円錐形の巨体に閉じ込められる悪夢に苦しめられた彼は、1935年、西オーストラリアの砂漠でその悪夢と寸分違わぬ巨石遺跡の存在を知らされ、調査隊に加わる。単身地下へ降りた彼が見つけたものとは。1934年11月〜1935年3月執筆、1936年6月『アスタウンディング・ストーリーズ』発表。約25,000語。

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時間からの影

「正常な世界の陽光を、私の本来の人格が再び目にするまでには、五年四か月と十三日を要した。」

— H・P・ラヴクラフト「時間からの影」(1934〜35年執筆、1936年発表)第1章
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概要

物語は手記の形をとります。語り手ナサニエル・ウィンゲート・ピーズリーは、ミスカトニック大学で政治経済学を講じていた1908年5月14日、講義の最中に突然昏倒します。目覚めたとき、彼の身体には別人格が宿っていました。話し方も筆跡も、興味の対象さえも一変し、家族すら彼を「別の何か」として遠ざけました。この状態は5年4か月13日続き、1913年9月27日、彼はふたたび元の人格として目覚めます。しかし失われた歳月の記憶はどこにもなく、代わりに正体不明の悪夢だけが残りました[1]。

悪夢の中でピーズリーは、円錐形の巨大な肉体に閉じ込められ、無数の書物が並ぶ石造りの大書庫で記録をとり続けています。夢に現れる存在は、太古の地球に君臨し、精神を時代から時代へと飛ばして知を蒐集する「大いなる種族」でした。彼は自分の記憶喪失が、実はこの種族の一員との精神の入れ替わりだったのではないかという疑いに、20年以上にわたって少しずつ追い詰められていきます。同種の事例を集めた研究や、失われた魔導書の古い伝承が、その疑いを裏づけるように積み重なっていきました[1]。

1934年、西オーストラリアの鉱山技師ロバート・マッケンジーから届いた一通の手紙が、事態を動かします。大砂漠の奥で見つかったという石塊の写真は、ピーズリーが夢で見続けた曲線状の意匠と瓜二つでした。ミスカトニック大学の後援を得て、息子ウィンゲートや地質学のダイアー教授らとともに現地へ赴いたピーズリーは、発掘の最中も北東の方角へ引き寄せられる説明のつかない衝動に苛まれ続けます。そして1935年7月17日から18日にかけての夜、彼はついに単身で砂の下に埋もれた入口を見つけ、地下深くへと降りていきます[1]。

そこに広がっていたのは、悪夢で幾度となく歩いた回廊そのものでした。崩れた石材をかき分けて中央書庫にたどり着いた彼は、自らの手癖を覚えている棚の鍵を開け、そこにあった一冊の書物を手に取ります。表紙の文字は見慣れぬ曲線文字でしたが、開いたページに記されていたのは、紛れもなく彼自身の筆跡による英語でした。

作品情報

  • 原題: The Shadow out of Time
  • 執筆: 1934年11月〜1935年3月[2]
  • 初出: 『Astounding Stories』第17巻第4号、1936年6月、110–154ページ[3]
  • 分量: 約25,000語(公式アーカイブ本文を機械集計)。全8章
  • 語り: 一人称。ナサニエル・ウィンゲート・ピーズリー教授が、船上で息子ウィンゲートに宛てて書き記す手記という体裁
  • 時: 1908年5月の昏倒から1935年7月の探検まで。加えて、悪夢の舞台は「1億5千万年前、古生代から中生代へ移り変わる頃」と語られる
  • 舞台: マサチューセッツ州アーカムのミスカトニック大学とその周辺、西オーストラリアのグレートサンディー砂漠、そして悪夢に現れる太古の巨石都市
  • 主題: 記憶の途絶と人格の入れ替わり、時間そのものを記録の対象とする知性のありよう、夢と現実の境界が崩れていく過程

登場神格・用語

  • ミスカトニック大学 — ピーズリー父子がともに教える大学。舞台であり、探検の後援元でもあります
  • アーカム — ピーズリーの自宅があるマサチューセッツの町
  • 大いなる種族 — 円錐形の巨体を持ち、精神を時代から時代へ投射して知識を蒐集する種族。作中では地球の歴史そのものを記録する中央書庫を運営しています
  • 古のもの — 南極を拠点とする、翼と星形の頭部を持つ種族。作中では大いなる種族がまれに戦火を交えた相手として一度だけ言及されます。古のもの
  • 名を明かされぬ半流動の太古種族 — 六億年前に地球へ飛来し、のちに大いなる種族によって地下深くへ封じられた、視覚を持たない異形の一族。作中では封印された落とし戸の奥に潜むものとして繰り返し恐れられます
  • ツァトゥグァ — 人類以前の毛深いヒュペルボレオス人が信仰していたとされる神格。大いなる種族に囚われた精神のひとりが、その信奉者として言及されます
  • ネクロノミコン — 「狂えるアラビア人アブドゥル・アルハザード」の著とされる禁断の書。ピーズリーが別人格の時期に読み耽っていた書物のひとつ
  • プナコティック写本 — 大いなる種族の時代から地上に生き残った、数少ない断片的な文書として言及されます
  • エイボンの書 — 別人格の時期に読んだ禁書のひとつとして名が挙がります
  • 無名祭祀書 — フォン・ユンツト著。書き込まれた曲線文字の注記が、のちにピーズリー自身の恐怖の種になります
  • 屍食教典儀 — デルレット伯爵の著として言及される禁書
  • デ・ヴェルミス・ミステリイス — ルドヴィク・プリンの著として言及される禁書
  • ナイアルラトホテップ — 大いなる種族に囚われたエジプト第14王朝の人物カフネスが、その「忌まわしい秘密」を語ったと一度だけ触れられます

あらすじ

第1章 昏倒と入れ替わり

語り手ナサニエル・ウィンゲート・ピーズリーは、22年間の恐怖の果てに、この手記を船室でしたためています。マサチューセッツ州ハヴァヒル生まれの彼は、1889年にミスカトニック大学へ入学し、経済学の教授として順調な人生を送っていました。しかし1908年5月14日、政治経済学の講義中、彼は前触れの幻視ののち意識を失います。16時間半のあいだ昏睡した末に目覚めた彼は、まるで別人でした。発音も筆跡も見慣れぬものになり、家族は彼を恐れて離れていきます。妻アリスは1910年に離婚し、長男と娘も二度と会おうとしませんでした。ただ一人、当時8歳だった次男ウィンゲートだけが、いつか本来の父が戻ると信じ続けました。別人格のピーズリーはヒマラヤやアラビア砂漠、北極圏、ヴァージニアの鍾乳洞など辺境への旅を重ね、『屍食教典儀』『デ・ヴェルミス・ミステリイス』『無名祭祀書』『エイボンの書』『ネクロノミコン』といった禁書を読み耽りました。1913年9月26日夜、見知らぬ外国人風の男がアーカムの家を訪れ、翌朝ピーズリーは昏睡状態で発見されます。正午過ぎ、彼は経済学の講義の続きを口にしながら目を覚ましました——1908年のあの朝から、時間が止まっていたかのようでした[1]。

第2章 空白の再吸収

5年間の空白を抱えたまま日常へ戻ったピーズリーは、1914年に教職へ復帰するが、1年で心身の限界を悟ります。第一次大戦の展開をどこかで「知っていた」ような感覚に苛まれ、時間の感覚そのものが乱れていきます。彼は自分の失憶が「不浄な交換」だったのではないか、別人格は実は未来もしくは異なる時代から来た侵入者であり、自分自身の精神はその間どこかへ追いやられていたのではないか、という疑いに囚われはじめます。同様の記憶喪失の事例を医学史や民間伝承から集める作業に着手すると、ごく少数ながら自分と酷似した症例が見つかりました——鋭敏な精神が異様な副人格に乗っ取られ、のちに戻ったあとは漠然とした悪夢に悩まされ続けるという型です。並行して彼自身の夢も具体性を増していきました。天井の高い石造りの広間、曲線状の模様が刻まれた巨大な書棚、人の背丈をはるかに超える机、シダ植物の茂る庭を望む窓――そして時折、地の底へ通じる金属の帯で封じられた落とし戸への、言い知れぬ恐怖の気配だけが漂っていました[1]。

第3章 大いなる種族の伝承

研究を進める過程で、ピーズリーは別人格の時代に自ら書き込んだと思われる注記を、蔵書の余白に見つけます。とりわけ『無名祭祀書』の余白にあった曲線状の記号は、夢の中で幾度も目にした文字と一致していました。集めた神話と症例を突き合わせるうち、彼はひとつの伝承の骨格に行き着きます――太古の地球には、円錐形の姿をとり、精神を過去と未来へ自在に投射して知識を蒐集する「大いなる種族」が栄えていました。彼らは選んだ時代の優れた個体の脳に自らの精神を送り込み、代わりにその精神を自分たちの時代・肉体へ引き寄せて尋問し、知識を蒐集したのちに記憶を消して送り返す、という手法で全時代の歴史を書物として編纂していたといいます。彼はこの伝承を、自分が別人格の時期に読み覚えた素材が形を変えて夢に現れているだけだと自分に言い聞かせ、1922年には心理学の講師として教壇に復帰します[1]。

第4章 夢に見た都市の記録

以後の夢は次第に鮮明さを増していきます。ピーズリーは自分の姿が、四本の伸縮する肢と三つの目を持つ、高さ10フィートの鱗状の円錐体であることに気づき、絶叫して目を覚ますようになります。夢の中の彼は他の囚われた精神たちとともに書物を読み、爪の生えた触肢でスタイラスを操って記録を綴りました。金星や木星の衛星、南極の翼ある「古のもの」、ヒュペルボレオスのツァトゥグァ信仰者、末代の甲虫種族、そして紀元前後から未来にいたる無数の時代の精神と、彼は言葉を交わしました。夢はまた、大いなる種族が「古のもの」とまれに戦火を交えたこと、そして地下深くに封じられた、視覚を持たない半流動の異形の一族への根強い恐怖を明かしていきます。この一族はかつて六億年前に地球へ飛来し、大いなる種族の到来以前この星を支配していましたが、地下へ追いやられ落とし戸の奥に封じられたのだといいます。時折起こる侵入の記憶が、大いなる種族の心理に消えない恐怖を刻みつけていました[1]。

第5章 オーストラリアからの手紙

1934年5月18日付、西オーストラリア・ピルバラの鉱山技師ロバート・B・F・マッケンジーからの手紙が、心理学会経由でピーズリーのもとに届きます。グレートサンディー砂漠で見つけたという石塊の写真には、風雨に磨り減りながらもピーズリーの夢に現れる曲線状の意匠がはっきりと刻まれていました。ミスカトニック大学の後援を取りつけたピーズリーは、地質学のダイアー教授(1930〜31年のミスカトニック南極探検隊を率いた人物)、古代史のアシュレー教授、人類学のフリーボーン教授、そして息子ウィンゲートとともに、1935年3月28日、汽船レキシントン号でボストンを発ちます。現地に到着した一行は6月3日、最初の石塊を発見し、以後1か月で1250個あまりの石材を掘り出します。掘削が進むにつれ、ピーズリーは説明のつかない衝動に駆られて夜ごと北東へ歩くようになり、7月11日の夜には他の石とは明らかに異質な、暗い玄武岩質の四角い石塊を発見しますが、それが夢と伝承の中で「古のもの」以前の異形の一族が築いたとされる石材だと気づいた瞬間、恐怖に駆られて全速力で野営地へ逃げ帰ります。翌日、仲間とともに現場へ戻りますが、風に流された砂がその石をすでに覆い隠していました[1]。

第6章 地下への降下

7月17日深夜、ピーズリーは例によって北東へ夜歩きに出ます。3時半、突然の強風がキャンプを襲い、彼は5時過ぎ、服を裂き、顔に傷を負い、懐中電灯もない状態でよろめきながら戻ってきます。彼は仲間に「砂の上で眠り込んでいた」とだけ説明し、掘削を北東方面で打ち切るよう訴えますが、誰も取り合いません。翌日ウィンゲートに操縦させた偵察飛行でも、彼が見たはずの地形は風で消え去っていました。そして手記の中で、ピーズリーはその夜の真実を語り出します――北東へ歩くうち彼は、これまでで最大の石材の山に行き当たりました。石の配置から、そこがかつて夢で見た回廊の一部だったと直感した彼は、隙間から吹き上がる冷たい空気に気づき、瓦礫を取り除いて地下への開口部をこじ開けます。ためらいなく降りていった先には、夢と寸分違わぬ石造りの回廊が広がっていました。彼はどの角を曲がれば中央書庫に着くかを、まるで自分の家のように知っていました[1]。

第7章 崩れた回廊を進む

崩落した石材を乗り越え、幅4フィートの裂け目を跳び越え、機械室の廃墟を過ぎて、ピーズリーは中央書庫へと続く通路を進んでいきます。途中、玄武岩造りの、窓のない円形の広間を通り抜けるとき、彼は開いたままの落とし戸から吹き上がる冷たい湿った風に気づき、身を震わせます。夢の中ではこの扉は常に固く閉ざされ、見張りが置かれていたはずでした。ようやくたどり着いた書庫は、金属製の書棚が幾列にも並ぶ広大な地下構造物で、崩れずに残った部分は驚くほど当時のままでした。彼は一冊の書物を取り出して確かめ、これが金星や木星の衛星から来た精神の記録が収められた区画だと思い出します。さらに奥へ進むうち、床の埃の上にかすかな乱れ――五つの丸い足跡が連なった、奇妙な規則性を持つ痕跡――があることに気づき、恐怖に襲われます。その痕跡は、崩れ落ちたばかりと見える書物の山と、封印の解かれた落とし戸とのあいだを結んでいました[1]。

第8章 手記と逃走

恐怖にもかかわらず、身体に染みついた記憶の律動に導かれるまま、ピーズリーは爪先立ちで書棚の列へと近づきます。見覚えのある留め金の開け方を指が覚えていることに気づいた彼は、開いたままの棚を足がかりによじ登り、目当ての鍵を探り当てます。五分ほどの試行の末に鍵は開き、彼は自分の記録が収められているはずの一冊を取り出しました。表紙の曲線文字を確かめ、震える手で表紙を開いた彼は、灯りを当てたページに見慣れた英語のアルファベットを見出します。しかも、それは紛れもない自分自身の筆跡で書かれた文章でした。曲線文字の気配はどこにもありませんでした。その瞬間、崩れた瓦礫が音を立てて崩落し、遠くから、そして間もなく行く手からも、耳慣れない甲高い笛のような音と冷たい突風が押し寄せてきます。ピーズリーは記録を抱えたまま、来た道を死に物狂いで駆け戻り、裂け目を跳び越えた瞬間、闇と轟音の渦に呑まれて意識を失います。気づけば彼は、暴風の吹き荒れる砂漠の上に、ぼろぼろの姿で倒れていました。懐中電灯も、あの金属製の書物入れも、どこにも見当たりませんでした。手記の最後で彼は、あの書物のページに記されていたのが、まさしく自分自身の筆跡による英語の文章だったことだけを記して、筆を置きます[1]。地球の若さの中で紡がれたはずの見知らぬ象形文字は、どこにもありませんでした。

読みどころと注目テーマ

「入れ替わり」がもたらす二重の恐怖

本作の恐怖は、怪物そのものの造形よりも「自分の身体が、自分の知らない間に、別の意識によって動かされていた」という構造そのものに宿っています。ピーズリー自身が別人格の時代に何を見聞きしたのかは、本人にすら最後までほとんど分かりません。読者は終始、彼と同じ位置――自分の過去に空いた穴を、外側から与えられた断片的な証拠だけで埋めていく立場――に置かれ続けます。

時間を記録の対象として扱う知性

大いなる種族の恐ろしさは、彼らが単に長命だったり強力だったりする点にはありません。過去と未来のあらゆる時代へ精神を送り込み、それぞれの時代の姿・言語・知識を吸い上げて中央書庫へ収め、種としての終わりが近づけば未来の別の種族の肉体へ精神ごと移り住みます。肉体の連続性よりも「記録の連続性」に存在の根拠を置く知性のあり方が、本作独自の異種知性像を形づくっています。

症例と伝承を積み重ねる語り口

物語の前半は、ピーズリーが自分の症状を客観視しようとして、医学記録や民間伝承の中に類例を探し続ける過程として進みます。一件また一件と積み重なる「自分と似た症例」は、読者に安心よりも不安を与える構成になっており、最終的にオーストラリアの石材という物的証拠に行き着くまで、疑念が晴れることも確信に変わることもないまま引き延ばされ続ける仕掛けです。

証拠を手放したまま終わる結末

物語の結末で、ピーズリーは自らの筆跡による書物という決定的な証拠を目にしながら、それを地上へ持ち帰ることに失敗します。読者に残されるのは、彼が語る「見た」という証言だけであり、客観的な証拠は最後まで手の届かないところに置かれたままになります。真偽の判定を読者自身に委ねるこの構成が、本作の不穏な余韻を最後まで支えています。

執筆背景と影響

『時間からの影』は1934年11月から1935年3月にかけて執筆され、1936年6月発行の『Astounding Stories』第17巻第4号(110–154ページ)に発表されました[2][3]。作中でダイアー教授が率いたと語られる「1930〜31年のミスカトニック南極探検」は、本文がそう言及しているのみで、それ以上の詳細(探検の経緯や結末)は本作の中では語られていません。それ以外の成立過程――草稿の推敲経緯や、発表に至るまでの編集者とのやり取り、当時の評価など――については、公式アーカイブに記載がなく、当サイトでは確認していません。

出典

[1] H. P. Lovecraft, “The Shadow out of Time” (本文). The H. P. Lovecraft Archive.https://www.hplovecraft.com/writings/texts/fiction/sot.aspx本記事の引用・要約はすべてこの本文に基づきます。訳文は当サイトによる試訳です。

[2] “Lovecraft’s Fiction” (作品年譜). The H. P. Lovecraft Archive.https://www.hplovecraft.com/writings/fiction/執筆期間(1934年11月〜1935年3月)ほかの出典。

[3] “Data Page for ‘The Shadow out of Time'” (作品情報・出版履歴). The H. P. Lovecraft Archive.https://www.hplovecraft.com/writings/fiction/sot.aspx初出『Astounding Stories』第17巻第4号(1936年6月)110–154ページの出典。

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  • 狂気の山脈にて — 本作でダイアー教授が率いたと語られる「1930〜31年のミスカトニック南極探検」を描く長編。同じ教授陣が登場する作品として読み合わせたい。
  • プナコティック写本 — 大いなる種族の時代から地上に伝わった数少ない文書の断片として、本作の中で言及される魔導書。
  • ミスカトニック大学 — ピーズリー父子がともに教壇に立つ、本作の出発点であり帰着点でもある舞台。
  • ツァトゥグァ — 大いなる種族に囚われた精神のひとりが信奉者として名を挙げる神格。
  • 古のもの — 大いなる種族がまれに戦火を交えたと語られる、南極の種族。

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